第26回ミニ四駆選手権全国大会inKANTO体験記

 

5月中旬。ミニ四駆全国選手権のサイトを見たところ6月下旬に関東地方で大会が行われることを知った。以前までは地元で開催されない為か大会結果の実力者のマシン画像を眺め、参考にする程度のものだった。
しかし今は上京した身。参加できる。とりあえず参加の決心は既にしていた。
6月上旬頃。リッキーさんのサイトからえのもとサーキットの常連さんと知り合えるようになり、大会側にも参加希望メールを送り、気が付けば大会間近。
大会1週間前。榎本さんからのご厚意で、大会の予行演習という事でモーターの短時間ならしを試してみる。実は最後にモーターならしをしたのは数ヶ月まえ(しかもパワーダッシュモーター)。emozaguma君、ヨウジーニ君にコツを教えてもらいながらモーターを仕上げる。しかしマシンの仕上がりがいまいちの為か、2人よりも随分と遅いタイム。「これでは決勝は厳しいよ」と、榎本さんからの助言も受け、バッテリーも急速充電器をお借りし、再度チャレンジ…何とか”そこそこの”タイムは出た。
大会前日。今のマシンではマズイと思い、全て分解→各所をできる限り改善した。
主な改善点は、
・タイヤの軽量化(ゴム部分の接地面を3oに統一、周りを大幅にカット)
・ハーフタイヤの見栄え(レストンからスーパーハイトに変更)
・リヤステー(直FRPから弓FRPに)
・リヤローラー(ネジ止めからピン打ちに)
・フロントローラー(9oから830に)
以上を改善したマシンがこちら
一通り準備を整え、朝早く起きる為に目覚まし時計をセットし、ラジオを着けっぱなしにして寝る事に(爆)「電撃大賞」を聞いてからは記憶が無い。おそらく寝たと思われる。

大会当日。予定通り6時5分前に起床。朝食の準備をしながらテレビを見るものの、アニメは放送されず。適当にチャンネルを合わせるとサッカーのユーロカップが。深夜に放送していたものの、大接戦だったようで延長されていた模様。結果はPK戦でオランダの勝利。
7時頃出発し、M駅から中央線で若干予定よりも早く乗車。大勢の人の中、御茶ノ水で総武線に乗り換えると急に人が少なくなる。やはり各駅停車は人気がないか(苦笑)南船橋まで順調に行くものの、西船橋行きの電車が発車時間が遅く結局当初予定していた時間に西船橋到着。
途中何度かenozaguma君からメールが来たのだが、どうも途中で電車を間違えたらしく、駅での合流は難しいとのこと。このまま駅で待機し続けるのも何なので、ひとまず会場まで行ってみる事に。

駅の周りは競馬場、オートレース場、ららぽーと等の施設があったが会場までの道は団地しかなく、大会会場の周辺はお世辞にも華やかな所ではなかった(爆)
歩いて10分ほどした所に、大会会場の「船橋市青少年会館」が。
会場内。入念にコースをチェックしている様子。

9時半になり受付が開始されたが、enozaguma君達は来ず。このまま待っててもモーターのならしをする時間が無くなってしまうので、受付を済ませる。

受付で渡されたもの一覧。
番号やマークなどの付いたアトミックチューンモーター、名札、エントリーカード、規則等の用紙、アンケート用紙、ユニセフ広告。

しばらく1人でモーターをならしていると、視界にヨウジーニ君らしき人影が。

いつの間にやら来てたみたい(爆)

リッキーさん、enozaguma君とも無事合流し、モーターのならしを進めていった。

10時になり、大会主催者からの説明が行われた。
この人は…ミニ四ファイターにあらず。
静岡にある「ホビーランドすみれ堂」の”マスターダッシュ”という方だそうな。(HPはこちら
大会の盛り上げ役として一役かっていた。
10時半、大会の予選がスタート。コース全体図はこちら
スタートして、まず緩やかなウエーブ。
ノーマルマシンは簡単に弾かれていた。
ウエーブを抜けると、20度バンクも含む270°連続コーナー。
ほんの少しのストレートと20度バンクを抜けると、息つく暇もなく9連続ウエーブ。
ウエーブを抜けてレーンチェンジ。
ここまで散々スピードをコーナーによって落とされているにも関わらず、早いマシンはコースアウトしていた。
コースに置かれているタイマー。
下の箱が気になる…

と言うことで、このコースを3周を3回走り、ベストタイムが予選タイムとされた。

予選1回目。練習走行ではレーンチェンジでコースアウトしていたので、フロントのスタビライザーをポール状の物からベアリング状の物に変更して挑戦。レーンチェンジも危なげなくクリアし、34秒08。
こんなモンかなと思いつつピットに戻ると、enozaguma君が33秒、ヨウジーニ君は32秒台と聞き、ちょっとショックを受ける。さらにモーターをならす。
予選2回目。マシンには特に変更を加えずメンテナンスのみを行い、バッテリーを追い充電したのみで挑戦。1回目より明らかにスピードが上がっていた。…32秒76。
マスターダッシュ曰く「決勝進出はギリギリのラインか」とりあえず、それなりのタイムが出た(;´Д`)ヾ

一通り予選が2回終了し、昼休憩に。

コース周辺には、このようなファイルが置かれていた。
金属スタビが禁止に伴い、その辺の処置など。
マスキングテープ使用禁止の為の処置など。
その隣には、マシンのサイズを測るケースが置かれていた。
マシンがケースの中に入れば問題無し。
さらに、タイヤのサイズ35oに固定されたノギスも。
主催者側の用意周到さが窺えた。

昼食を近くのスーパーで買って済ませ、会場に戻ると、予選2回の途中経過が貼り出されていた。

掲示板に集まり、自分の順位を気にする選手。
紙の長さから見ても分かるとおり、多くの参加者が集まっていた。やはり全国大会は違う…
赤くアンダーバーを引いてあるところが自分です。
(名前はモザイクをかけています(^^;)
この時点で22位。あと少し。

予選3回目。今回も特にセッティング変更は無しで、メンテナンスをしただけで挑戦。しかし電池の問題かモーターがまだ仕上がり足らずだったか、33秒07。
タイムは結局途中経過と変わらず、32秒76が最高タイムとなった。

予選も全て終了し、予選結果が貼り出された。
黒いアンダーバーまでが決勝進出者。
赤いアンダーバーが自分。
結局26位でした。
予選上位者。
30秒を切る選手が2人も…

決勝進出者のミーティング。

トロフィー。
いつかは(゚Д゚ )ホスィ…
決勝結果の貼り出し。
決勝は予選と同じコースを6周で争われたが、やはり実力者ばかりの為か、予選よりもハイレベル・ハイペース。さらに予選の倍の距離の為か、マシンが3周目のレーンチェンジャーはクリアできても6周目はコースアウトしてしまうマシンが続出していた。

上位御三方。
優勝者と3位の方は、このサイトの方達。
準優勝の方は、全国では不利とされているSXシャーシでの入賞。

とんでもなく早かった…。

ちなみに、えのもとサーキット組は唯一シゲさんが19位で決勝に進出。
以下ヨウジーニ君24位、eonozaguma君29位、リッキーさん32位。

感想
今回は全国大会初出場ということもあり、まずは全国大会の雰囲気が確かめられたことは収穫だった。大会に出る前から2ちゃんねるのミニ四駆スレッド等で全国大会の知識は若干得ていたが、やはり参加してみないと分からないものだと実感した。コースは常にコンディション万全、不正改造は一切見逃さない車検。自分としては満足であった。さらにこれほどまでに厳密な状態で通るのだから、上位進出者に対しては文句の一つもない。素直にマシンの良さを認めざるを得ない。そんな中での、えのもと組の順位は大健闘だったと思う。そして次回は決勝進出を目標に改造テクを磨こうと思う!

 

…余談ですが、レディファイター(?)のコスプレ、『一騎当千』の呂蒙子明でしょうか?
ショートカットにニーソにメイド服だし…

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