タミヤフェア2013inツインメッセ静岡レポ

 

 昨年のタミヤフェアから1年。
 今年も11月の中旬に、タミヤフェアが開催されました。

 今年はオータムカップではなくミニ四駆GPと銘打ったレースとなり、既に開催された愛媛大会では新セクションとして『気まぐれウォッシュボード』が登場し
ハイスピードコースとは名ばかりの、結局いつもの公式大会と似通ったマシンでないと勝負出来ないコースとなり
あまり気乗りはしなかったのですが、昨年と同じく、ステーションチャンピオン戦の為に参加することに。
 今回も昨年と同じく、鈍行電車で向かいネカフェで宿泊する貧乏旅行(前の週に大洗に旅行し、散財してた為贅沢出来なかったのです…)

大会前日に、夕方にえのもとに行き練習走行。

ステーションチャンピオン戦のレイアウトは既に発表されていたので、難所と思われるスロープ部分を
集中的に走り込みを行う。

走ってみた感じ、直前でストレートがある為か
シンプルなテーブルトップ区間にも関わらず、思った以上に速度が伸び
上手く行けば、テーブルトップを乗り越えて一発でジャンプしてくれるのですが
直前の180度コーナーの影響か、斜めにジャンプしてひっくり返ったり
着地で前につんのめったまま転んだりする姿も。
チューン系モーターで確実に行けば特に問題無いセクションなのですが、ステーションチャンピオン戦では
ゆっくり走っては勝負にならない事は、他の箇所がストレート多めのハイスピードレイアウトである所からも明白なので、ダッシュ系モーターで行くことを前提
に。

閉店間際まで走り込みを行い、一応のセットを決める。

帰宅後、マシンの最終調整。
今回持ち込んだマシンは←の5台。

ミニ四駆GP用に片輪ウォッシュボード対策をしたマシンも用意していますが
えのもとで事前走行した感じ、それほど難所にはならないのでは…と、この時点では思ってました。

鈍行での移動ということで、当日は昨年と同じく寝ずに4時頃に出発
前回の反省から、始発に間に合うように急ぎ気味で駅に向かい、予定通り4時半の始発に乗り込んで静岡へ移動。

道中、沼津駅からしばらくの間 富士山を眺めつつ移動(写真撮るの忘れてた…)
で、予定通り8時半頃に静岡駅に着き、難所のバスターミナルを探していると
ツインメッセ行きは北口のバスターミナルにある事に気づく。
自分が今まで探していたのは、ツインメッセのある側のバスターミナル

…もしかして…ここって南口?

もしやと思い、反対側の出口に行き、そこのバスターミナルを探すと
←のツインメッセ行きのバスが!ここだったのか!

…どうやら自分は、10年以上ずっとツインメッセ行きのバスターミナルの場所を勘違いし続けてたっぽいです;
今回ようやく正しいルートを発見。
(南口からのバスでも一応ツインメッセを経由してた為、去年まで全く気づいていなかった)

いやだってツインメッセって南口の方にあるから、バスターミナルも南口の方にあると思うじゃん!反対側にあるとは思わないし!

バス停に並ぶ列の時点で、ピットボックスを抱えてる選手と思しき方々の姿も見えたので、このバスで間違いないと確信。
そんな感じで、今回ようやく正しいバスに乗り、会場のツインメッセに到着。

ここ2回ほど初日は大雨が降っていましたが、今回は雲ひとつ無い快晴。

まだレース開始前の9時前に到着したのですが
←既に大会の参加受付は始まっていて、会場の南館には長い列が。

この長い列は会場外から続き…

入り口付近で、『二ツ星駆動力学研究所』のペーパーと、ロゴステッカーを作者本人が配っていました。
お疲れ様です。

会場に入っても、その列は続き…

ミニ四駆ブースの受付で、ようやくエントリーシールを受け取る。
エントリーシールの番号は1089番と、去年より早く来れたハズが早々に1000番台。

えのもと勢のピットに荷物を置かせて頂き、コース下見。

今回のメインコース『ハイパーシャークサーキット2013』

年始めのミニ四駆GP以来のナイアガラが登場しないレイアウトの為か
普段以上に平坦なレイアウトに見えます。

しかし、今回最大の難所。
片輪のウォッシュボードが当日発表でランダムに配置される
通称「気まぐれウォッシュボード」。

これのせいで、見た目はフラットにも関わらず、結局いつものようなマシンでないと完走すら出来ないという罠に。

横から。
ウォッシュボードの入り口側に布テープを貼って固定されているシンプル仕様。
それ故に他のセクションと違い、ランダムに配置を変更出来るわけです。
ウォッシュボードの配置は、右(ストレート1枚)左(ストレート半分)右(ストレート半分)コーナーの順。
コーナー直前で跳ねる為、安定して着地しないと確実にコーナーで吹っ飛ぶという難所。
1枚目は特に問題なくクリア出来ても、後半2枚の間隔が狭いうえに傾いてジャンプする為
このセクションがクリア出来れば、このコースをクリア出来たも同然でした。

このセクションを除いて。

92年のジャパンカップで登場し、記憶してる限りでは96年のTVチャンピオンのコースで使用された
「クリヤーループレーンチェンジャー」

一見すると、速度が出ていれば楽にクリア出来ると思いがちですが
ウォッシュボードをクリアする為にブレーキやスタビをガッツリつけているマシンは
ここでブレーキが引っかかり、大減速して止まってしまう姿がチラホラ。

ウォッシュボードをクリアするにはブレーキを付けないと飛ぶ。
ループレーンチェンジャーをクリアするにはブレーキを外さないと止まるという
矛盾するセクションをいかにクリアするかが、今回の難しい所でした。

こちらはステーションチャンピオン戦で使用される市販5レーンコース
シンプルに見えますが、そこは公式大会。やはり簡単には行きませんでした
コースの下に敷かれているシートには、よく見ると逆バンクやデルタバンクの文字が。
恐らく、ジャパンカップのコースを設置する際のガイドとして描かれたものでしょうか。
車検場入り口にはクラス別の車検受付時間と、次回以降のレーススケジュールが。

ピットは今回も、ご覧のとおり。年々参加者が増える為か、年々広がってます。
中には矢印の所のように、自分達の集まりの目印としてか、旗を立てているグループも。
チームが集まりやすいように目印として掲げたい気持ちも分かりますが、
こういうグループが幾つも出来るようになると、どういう結末を迎えるか考えて欲しいものです。

どこかのチームが旗を立てる→目立つからウチでもやろう→旗がそこら中に立つ→これだと周りに隠れるから、もっと目立たせよう→旗をデカくしたり、装飾を増やし始める→参加者以外の通行人から怪しまれる→主催にクレーム入る→あとは分かるな?

ピットの一角には、主催側が用意した机と椅子が設けられた特別席が。
これは、ミニ四駆ワールドチャレンジに参加するために招待された
海外の選手専用のピットでした。

販売コーナーは、例の如く長蛇の列。
あまりの長さに、買い物する気が無くなりました;

 9時過ぎにレーススタート。
 自分は番号からして予選の時間が後ろの方なので、しばらく新商品を見に、いわっち君と共に北館へ。

今回の展示ブース。
去年はF1実車展示があったのですが、今年はミリタリービークルのみだった為か
何となく空間が広々していた印象。

まずはパーツ類

カーボンマルチ補強プレートを2o厚にし、13oローラーサイズに幅を広げ
ついでに青ラメにした直カーボンの新商品。

井桁マシンのバンパーとして期待出来そう!
でも本格的に使うなら、まずはラメ部分を削る必要がありそうですが。

いつの間にか市場から姿を消し、品薄状態が続いていた
マンタレイMk.Uとネオファルコンのクリアボディが、新ステッカーを付けて復活。
クリアボディ類は人気商品だし、継続して販売して欲しい物のひとつです。

続いてキット類。

2005年に登場したブーメランRSが
ブラックスペシャルとして復活。

ブラックスペシャルというよりブルースペシャルですが
青VSが復活したのは嬉しいところ。

RSシリーズの新商品、遂に出たベアホークRS
登場して以降、一度も再販されなかった隠れた名車な為(悪い言い方すると不人気)
自分も入手出来ないでいたキットのひとつでしたが
ようやく復活してくれました!

こちらはダイハツとのコラボにより実現した
レーサーミニ四駆シリーズとしては初めての実車モデル
コペンRMZとXMZ。

ホワイトのRMZ
シャーシは黒VS。

レッドのXMZ
シャーシは黒S2。

ちなみにダイハツのサイトにて、このマシンの色違いがプレゼントされるキャンペーンが実施されましたが
結局自分は手に入りませんでしたとさ。
タミヤのこのテのヤツに一度も当たった経験が無いんだよな…orz

そして今回の目玉商品。
ジャパンカップファイナルにて先行で公開されたMAシャーシの新マシン、フェスタジョーヌ。

完成品の展示を見ても格好いいモデルは久しぶりかも。
実際、周りで見ていたギャラリーからも「格好いい」の声が。

それとダンガンでは定番だった、ミニ四駆でも遂に登場した専用のキャッチャー。
過去にパチ四駆の製品で、既にマシンキャッチャーは出ていましたが
今回ようやくタミヤでも登場しました。

これでマシンをキャッチする度に、指に内出血をしなくて済みそうです。

他、ミニ四駆以外で気になったモノは

ナイロン・PP用プライマー
塗料が乗らないことでお馴染みだったPP素材の製品、
主にミニ四駆でいうとホイール類が塗装出来るようになる下地処理剤。

こちらはマッチモアの新しい充電器。セルマスターダブルアクセル
その名の通り、2つの電池を10Aで同時に充電出来るようです。

今回もワーゲンオフローダーの実車展示が。
その後ろには恒例のRCトレーラー。

 撮影を終えた頃には、ステーションチャンピオン戦がスタートしていたので、まずはそちらに参加することに。

ステーションチャンピオン戦の参加者は、昨年までの複数の部門ではなく
オープンとジュニアの二つに絞られ、さらに出場権を賭けたレースが昨年以上に開催されたことから
参加者の列が何時間経っても減ることがなく…

ハナシでは、推定で2000人近くが参加されたとか…
今回はステーションチャンピオンのみ参加する選手はエントリーシールの必要が無かったので有り得ないことは無いかも;

(ちなみにメインレースの参加者は1445人で締め切られたそうです。定員は1400人)

今回の最大の難所だったスロープ部分。
よく見ると、着地部分のスロープが若干浮いていて(恐らく意図的なものと思いますが)
上手く着地出来ても、コースが必要以上に振動して吹っ飛ぶマシンが続出。

思っていた以上に完走率の低いレースとなったのでした。

チャンピオン戦の列は販売列並に長くなった為か
即席の最後尾札が作られました。

・ステーションチャンピオン戦オープン部門(1レーン)
上記のように、コースアウトが多く速度域がそれほど高くない為、事前練習で行けた速度だった
MAシャーシにライトダッシュのマシンで行くことに。
練習で走らせた時点では良い感じの速度と思っていたが
他のマシンが速かった為か、速度はまずまず。
とは言え思惑通り、1周目の最内スロープを問題なくクリア。
あとは他のマシンより速度が出れば…と思っていた2周目。

大外のスロープで斜めの謎のジャンプをかまし、着地失敗してコースアウトする我がマシン…_| ̄|○

結局自分の組も、全車コースアウトだったのでした。

会場の端には、翌日開催されるミニ四駆ワールドチャレンジのボードが。
今年はアジア圏の6カ国の代表選手に、2日間で優勝・準優勝された選手を日本代表として
争うことに。

ステーションチャンピオン戦の後も余裕があったので、北館を回る。

こちらはRCタンクオーナーズミーティング。

こちらは走る戦車体験コーナー。
定期的に1/35のRCタンクや1/48走行戦車モデルの他にも
ワイルドミニ四駆を走らせる催しが。

毎年開催されているので、一度は自分のワイルドミニ四駆を走らせてみたいなぁと思いつつも
結局忘れているのでした;

色々回っているうちに、1000番台の時間となったので
メインコースに。

気まぐれウォッシュボード直後のコーナーが、一番コースアウトが多いためか
マーシャルが常に構えている他にも、コースアウトする方向に合わせてミニ四駆の旗が置かれ
クッション代わりとなっていました。

それと、ミニ四駆キャッチャーが早速使われ
マーシャルがマシンをキャッチするのに役立っていました。
これでモーターロックされる心配は減りそうですね。

・ジュニア、オープン部門1次予選(4レーン・VS)
 レースを見ていた感じ、やはりウォッシュボードで飛ぶマシンがほとんどで、速度はそれほど出ない模様。
 今回の静岡は、久しぶりに午前・午後の2回走行が出来たので、まずはVSで行くことに。
 モーターは安全策でアトミック。フロントにローラースタビを付けてアタック。

 片輪ウォッシュボードで早々に吹っ飛びましたとさ_| ̄|○
 
ループで止まらないように、ブレーキを外していたのがマズかったか;

 昼は会場隣のイトーヨーカドーで惣菜パンを買って済ませ、午後のレースに備える。
 静岡ではマックスコーヒーが売ってないので、代わりにカフェオレで糖分補給。

・ジュニア、オープン部門1次予選(1レーン・S2)
 午後はフレキシブルS2で。事前練習で軽く片輪ウォッシュを走らせた感じ、特に問題なく走っていたので、アトミックを乗せてアタック。
 速度はまずまずながら、気まぐれウォッシュボードを問題なくクリア。すると、1周目で戻ってきたのは自分のマシンだけ。
 単走で確実に走り続け、無事完走。

ひとまずの1次予選突破。
しかし、速度は目に見えて遅い。

・ジュニア、オープン部門2次予選(5レーン・S2)
このままでは2次予選以降の速度負けは確実なので、モーターをライトダッシュに
タイヤをヘビーアルミホイールに交換してアタック。
5レーンの為、最初に最内コーナーをクリア出来れば完走は出来るだろうと思っていたら

またもや初っ端のコーナーで吹っ飛ぶ我がマシン_| ̄|○ il||li

2次予選でえのもと勢は終了だったので
早々に夕食へ。今回も、静岡名物げんこつハンバーグ。

なお、1日目のレースは まえたそさんが優勝された模様。
おめでとうございます!

夕食後に一旦解散し、自分は一度ホビースクエアへ。
そこでナイトレースが開催されていることを聞いていたので、しばしコース見学。

中心にヒルクライム&ナイアガラがそびえる難コース。
自分のマシンでは、とても完走出来そうに無いので
しばし見学して退散。

19時を過ぎて、今回も去年と同じネットカフェで宿泊。
去年は全く寝付けなかったのですが、今年は入室して早々に眠くなり
4時間ほど寝てから、艦これをやりつつ冬コミの原稿を進めつつ。
(断線しかかってるのか、度々マウスが動かなくなるPCだったので酷く使いづらかった…;)

今回は結局漫画を一冊も読むこと無く、5時にチェックアウト。

 2日目は、今回も5時半頃に駅前集合とのことだったので、集合時間まで近くのコンビニで待機。
 間もなく合流し、ケンビシさんの車で会場まで移動。

6時前に到着し、今回も待機列に並ぶ。前回よりは若干後ろに。

特にすることも無かったので、ネカフェで何も出来なかったマシンの調整をしているうちに
開場時間の8時半に。

待機中にエントリーシールは配られ、今回は最初から1000番台からのスタートとなり
自分の番号は1112番でした。

開場してすぐにピットを構える。
急ぎ足で選手が向かう先は、やはり皆販売コーナー。

販売コーナーは先行販売と、通常販売の列が分かれていて
長蛇の列が出来ていたのは、やはり先行販売の列でした。

自分は通常販売の方を、人の少ないうちに行ってみたのですが
特に目新しいものや特別安い物はありませんでした。

今日もメインコースは昨日と同じですが
気まぐれウォッシュボードは、その名の通り配置が変わって
左(ストレート半分)右(ストレート半分)左(ストレート半分)コーナーと、
左右が逆になり、コーナー前に詰められました。

これは昨日より速度域はさらに落ちるかな…?と思われましたが
いざレースになると、最初の段階で減速する為か、完走率は高く
速度域も上がる結果に。

そして昨日の5レーンコースが撤去され、
代わりにオープンコースが設置されていました。

一見すると、ジャパンカップのスーパークライムサーキットを簡略化したように見えますが…
メインストレートにはウォッシュボードが設けられ
年末の年間チャンピオン戦の練習になりました。

2日目は、ワールドチャレンジが行われた為
予選は1回のみに。

・ジュニア、オープン部門1次予選(3レーン・S2)
マシンは前日と同じくフレキシブルS2に。
上記の通り、速度域が高いとのことだったので、モーターは最初からライトダッシュ。
タイヤは大径ワンウェイに戻してアタック。
1週目は問題なく他車と競り合っていたものの

またも2周目のウォッシュボードでコースアウトする我がマシン…_| ̄|○ il||li

余談ですが、並んでいる際に前の選手が服装から韓国代表の選手だと分かったのですが
しばらく並んでいると、もう一人の韓国の選手が「ソーリー」と言いつつ割り込まれる。
恐らく同じ組で走りたいが為の行動だと思い、案の定車検でも彼らは別々の車検に行かずに揃ってレースに出ていましたが…
なんとも複雑な気持ちに。

結局2日目は早々に終了し、えのもと勢は解散。
自分はオープンコースで走らせたかったので、何度か並んでマシンを走らせることに。
合計4度ほど走らせ、完走出来たのはライトダッシュを積んだVSだけでしたとさ。

←抽選番号発表の瞬間。
結局今回は一度も当たりませんでした;

昼過ぎには自分も退散し、歩いて静岡駅に。
ついでにホビースクエアへ寄り、前回は走らせる余裕の無かったオープンコースで何度か走らせてきました。

ちょうどスロープの無いフラットレイアウトだったので、MAにハイパーダッシュPROを積んで
出たタイムがコチラ。
少し気分が晴れました…

 小一時間でホビースクエアを去り、その後は今回も鈍行でゆっくりと帰路に。
 道中、またも駅のそばを食べたくなったので、乗り換えた駅で降りたついでにそばを食べて帰宅しましたとさ。
 なんで電車で長距離移動してると、そばが無性に食べたくなるんだろう?立ち食い蕎麦屋が多いから?

感想
 げんこつハンバーグは、今回も美味かったです(白目
 気まぐれウォッシュボードが、こうもコーナー前に置かれているとは思いませんでした;やはり対策が必要だったか…

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