タミヤフェア2011inツインメッセ静岡レポ

 

 前回の品川大会から2週間後、ステーションチャンピオン決定戦が開催されるタミヤフェアが開催されました。
 2003年に参加して以来、上京してからは一度も参加しなかった大会なのですが、今年は2月にチャンピオン決定戦の出場権を獲得して、早いうちに専用マシンを制作していたこともあり、今回は気合を入れて参加する事に。
 それと、品川大会で不甲斐無い結果に終わったオータムGPの方にも参加して、前回のリベンジすることを心に決める。
 (2日間開催でしたが、ステーションチャンピオン決定戦が開催される1日目のみに参加しました)

 会場までの交通路は、大会ギリギリまで新幹線を使っての移動を計画していたのですが、直前になって蒼月さんの車に同乗させて頂く事に。

 大会前日(金曜日)。前日までにコースレイアウトが発表されていたので、前日に えのもとサーキットの店内コースを一部組み替えて練習走行。
 発表されたレイアウトには、3レーンには無いハズの“ドラゴンバック”セクションが登場していたものの、多分LCを使ったジャンプセクションだろうと予想し、
 主にスロープセクションを重点的に走らせてみる。するとストレートが1枚あるスロープは問題なくクリアしていたものの、ストレートを使わないヒルクライムの攻略に苦戦。当初はハイパーダッシュ2を使おうかと思っていたものの、結局アトミックチューンで行くことに。

練習走行前の状態。

3レーン用S2-2011が8ヶ月経ったら こんな感じになりました。
フロントのカウルは、肉抜きした部分を広げようとカウル部分をカットした所
あまりにも格好悪くなってしまったので…急遽ノーマルのセイバーのカウル部分をカットしてボディに貼り付け。

大会当日は早朝に出発する事になっていたので、前日の夜に1時間半ほど仮眠して
23時から当日2時まで原稿作業をし、4時までマシンの準備。
←今回持ち込んだマシン

4時半過ぎに家を出て、雨が降る中 集合場所の新宿へ。
6時ちょっと過ぎに到着し、蒼月さん・カネソンさんと合流。

雨の影響もあってか、6時でもこの暗さ。

車内は i podランダム再生でカオスな中、高速で静岡を目指し、まずは海老名SAに。

この辺りでは、まだ雨は小降りだったのですが…

足柄SAを越えた辺りから徐々に雨脚が強くなり、富士川SAで朝食を食べる頃には滝のような雨。
高速道路で走る車の水しぶきが凄いことに…
道中、RCの新製品でお馴染みのバラードスポーツを追い抜いたり抜かされたりしつつ、9時頃に静岡入り。

←富士川SAでの駿河うどん。

会場の駐車場は空きがあるので助かった…!と思いきや、屋上まで登っても空きは無く。
急遽、係員の誘導で出口付近の空きスペースに止める事に。

そんな感じで9時半に会場到着。
静岡遠征したのは4年振り。
タミヤフェアに参加したのは8年振り。

会場は北館と南館に分かれていたのですが、どちらがミニ四駆の会場か忘れていて一瞬戸惑う。

南館に向かい、ミニ四駆ブースへ。

向かって右側が3レーンを使ったコースで行われるステーションチャンピオン決定戦。

コース内容は↓に。

左側が普段と同じく5レーンのオータムGP。

コース内容は他に写真を撮り忘れたので、文章のみで説明すると
スタートしてS字コーナー→バーニングブリッジ→バンク→ストレート2枚→スロープ&ヒルクライム→着地点に芝生→高速コーナーといった感じ。

 到着した時間が結構ギリギリだった為か、受付したエントリー番号は オータム…541番チャンピオン…310番でした。
 ここで一旦蒼月さん達と別れ、チャンピオン戦に参加されるえのもと勢と合流。ピットを置かせて頂く。

オータムGPとチャンピオン戦は同時進行なので、まずはチャンピオン戦から。

コースの流れは、スタートして長いストレートを抜けると20度バンク。
そこから4連+3連のウェーブに20度バンクの減速区間。
そこを抜けると、謎だった“ドラゴンバック”セクションが。

5レーンのヒルクライムを3レーンサイズに縮小した感じのモノですが
素材は5レーンと同じ硬い物だそうで。
ここを無難にジャンプして、直後のヒルクライムも無難に攻略出来るかが勝負の鍵でした。

その後は通常のコーナーの後に、ストレート1枚のスロープが配置され
そこを抜けると4連続レーンチェンジャーが。
今までスロープをクリアしていたマシンでも、速度が出すぎているマシンでは
ここでコースアウトするマシンがチラホラ。
とは言え大抵の速度出来過ぎたマシンでは先のスロープで吹っ飛んでいましたが。
スタートは、5レーン用のスタート台を使っていました。
マシンに貼られるシールも1番から3番まで。
ちなみに練習コースは、最初はここかな?と思っていたのですが…
良く見ると、「初心者専用コース」とのこと。
これは会場で行われていたブースの一つ、ミニ四駆工作教室で制作されたマシンを
走らせる為に用意されたコースのようです。

で、練習コースは というと。
いつもの5レーンコースなのでした。

その横には…

なんと、過去に最高速チャレンジや TVチャンピオンなどでも使われた50mのロングストレートが。
場所がピットに近い場所だったこともあってか、走らせる人は殆どいませんでしたが
いざ走らせて見ると、結構速度が出て迫力あるものでした。

特に、プラズマダッシュとかを積んだ走るトレインシリーズとかw

 9時半に既に大会は開始となっていましたが、説明などの時間もあって45分からレーススタート。

・ステーションチャンピオン戦オープン部門1次予選(3レーン)
 今回、自分が参加するのはオープン部門とS2シャーシ部門の2つだったので、S2マシンで両部門に参加する事に。
 先に走っているレースを見た感じ、相当速度を落とさないとドラゴンバックやヒルクライムでコースアウトする感じだったので、モーターはトルクチューンに交換。電池も最初に充電したネオチャンプに交換してアタック。
 (チャンピオン戦は100人単位で列を作らず、参加権を持った選手全員が参加出来たので、1時間近く長蛇の列が…)
 スタートすると、ストレートですぐに差をつけられる。しかし、それは予想通り。
 ドラゴンバックは3台ともクリアしたものの、その後のヒルクライムやスロープで飛ぶ先頭2台。
 残ったのは自分のマシンのみ。速度は遅くとも、確実に問題の箇所をクリアし、無事完走。

チャンピオン戦はタスキを使わず、1次予選の時点で薄紙でした。

えのもと勢でオープン部門は、自分の他に4人が参加しましたが
ぜっとさん、いわっちさん、ハヤトさんの3人が1次予選突破でした。

時間に余裕があった(と言うか進行が酷く遅かった?)ので
オータムGPの1次予選にも参加。

・オープン、シャーシ限定部門1次予選(1レーン・シャーシ限定S2)
今回も列が長く続いていたオープンは避け、S2部門から参加。マシンは品川で奮わなかった公式用S2。
速度的にヒルクライムが心配でしたが、特に問題なく走行。3台がコースアウトして2台での争いでしたが
無事逃げ切ってゴール。

2月の品川大会以来のタスキゲット。

タイムスケジュールでは、11時半にはマシン限定レースがあったハズなのですが、自分が1次予選を突破したのが12時過ぎ。
12時半にはチャンピオン戦の2次予選が始まるハズだったのですが、参加者が多かった影響か30分ほどずれ込み。

そんな押した時間の中で昼食。横手やきそば(゚д゚)ウマー

 マシン限定レースの方は特に参加する予定も無かったのでスルーしつつ、チャンピオン戦の2次予選に備える。

・ステーションチャンピオン戦オープン部門2次予選(2レーン)
 流石に2次予選になると完走者ばかりが集まるので、少しでも速度を上げようとモーターをアトミックに交換。電池も当日に0から充電をしてアタック。
 すると速度は先ほどよりは悪くない速度。しかし相手も速い。ドラゴンバックとヒルクライムをクリアし、あとは速度だけか…と思っていたら
 スロープで着地に失敗して飛ぶ我がマシン…_| ̄|○

 結局2次予選は、いわっちさんだけが2次予選を突破でした。
 お次はS2シャーシ限定なのですが、ちょうどオータムGPの方も午後の予選が出られそうだったので、まずはそちらに。


・オープン、シャーシ限定部門1次予選(4レーン・オープン)
 今回はタイプ5は持ち込まなかったので、前回使えなかった公式用のMSを投入。
 特にコースに合わせた変更はせずにアタック。するとレーン的に最初がインコースを走っていたこともあって先頭に。
 スロープやヒルクライムも問題なく走っていたのですが、後半になると2位を走ってたマシンがインコースに代わり逆転される。
 結局そのまま順位は変わらず完走。タスキゲットならず…

 もう少し速度を出しても良かったかもなーと思いつつマシンを見ると、どうもフロントタイヤにトルク感が無い。
 ギヤ内部をチェックすると、どうやらフロントのピニオンギヤがズレて駆動ロスを起こしていた模様。
 そういえば、1周目は速度あったのに徐々に速度が落ちてたような…
 ダブルシャフトモーターのピニオンは、油断してるとすぐに緩むのが たまにキズ(事前にチェックしてなかった自分が悪いのですが;)
 悔やまれる敗北ですが、気持ちをチャンピオン戦に戻すことに。


・ステーションチャンピオン戦S2シャーシ部門1次予選(2レーン)
 マシンはオープン部門で使ったS2シャーシのままでは速度的に勝てそうに無かったのでボディをえのもと200回大会で使用したオープントップに交換。電池も追い充電してアタック。
 しかし、それでも速度は足りず、ストレートで引き離される我がマシン。とは言え相手は提灯マシン。ウェーブやLCで徐々に差をつめ、1周目で2位を追い抜く。
 そのままトップに追いついて欲しいと思っていた3周目。先頭がスロープでコースアウト!
 よし逆転した!と思っていたら、自分のマシンも同じ場所でコースアウト! (ノ∀`)アチャーオレモカー

 どうも午前中に調子が良いと、午後には流れが悪くなるのが自分の傾向なようで。
 (過去に優勝した大会は、午前中に優勝するか午前中に負けて午後になって勝つパターンがほとんど)
 これはオータムGPもヤバいかなーと思い始める。


・オープン、シャーシ限定部門2次予選(2レーン・シャーシ限定S2)
 それでも、今回のコースレイアウトであれば安定して速度を出せそうと判断し、2セット目の電池を0から充電。マシン自体はメンテのみで変更はせずにアタック。
 すると流石に2次予選は速度を出すマシンが多い。1周目の時点で2台がコースアウトする中、自分のマシンは2位を走行。
 何とか逆転出来ないものかと思っていた4周目。
 バーニングを越えて大外のレーンになった時点で、トップとの逆転は不可能と分かった途端
 ヒルクライムで意味不明な左方向へのジャンプをしてコースを外れる我がマシン…_| ̄|○ il||li

 と言うわけで、久しぶりに遠征先での薄紙ゲットは なりませんでしたとさ。

一通りのレースを終えた後は、いわっちさんと買い物したり
展示ブースの撮影に行ったり。

今回発表された新製品、スーパードラゴンプレミアム

ボディはプレミアム恒例の新ステッカー。
シャーシはVSEVO.T以来の灰色VSにスパイクタイヤ。

そして一番気になっていた新設計の二段プラローラー。
見た感じ、ベアリングが入る形状では無かったので、純粋にノンベアマシンに使うには良いパーツなのかなーと。

こちらはスーパーアバンテRS
トップフォースEVOのRSはマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

他にも展示物はあったのですが別ページで。

レース後の抽選会は、思い切り時間が押していたこともあって決勝戦中に抽選券を配り、レースが終わると一気に抽選会を始め、慌しく大会は終了。
一気に大勢が解散という形になった為か、駐車場は混雑した状態となり

雨は来た時よりも一層勢いを強めておりました…
雨というより風がヤバい。台風上陸?ってくらいのレベル。

幸い、静岡駅までは翌日にも参加する蒼月さんに送って頂いて事なきを得ましたが(傘は犠牲になったのだ…)
駅に着くと、どうも乗る予定だった東海道線がトラブルにより見合わせ状態とのこと;

仕方なく、駅ビルのラーメン屋で函館ラーメンを食いつつ時間を潰したものの
2時間近く経っても全然運行が再開されない…

結局、鈍行でゆっくり帰るのは諦め、小田原まで新幹線に乗り
以降は鈍行でゆっくりと帰宅したのでした。

帰宅する頃には、雨もすっかり落ち着いてましたとさ。

 

今回の戦利品のひとつ。マッチモアのサイレントチャージャー。
通常価格は2万ほどするのですが、今回のイベントでは2000円という破格で販売されていたので購入。

…本当はセルマスターを狙っていたのですが、開始早々に完売したらしく。

某所の表現を引用すると、開幕直後、早朝組に全部狩られたって事でしょうか。

 

  ζ:::ミミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
 ζ:::::::::::ミWVr:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
 {:::::::r`       ヽ::::::::::::::::::}
  {::::f          ヽ:::::::::::::::} 
  ヽ:l'``‐- ,, ,,-‐"´` ヽ:::::::::/  貴方の電池技術でセルマスターは必要あるんですか?
  l:|<◎>   <◎>  l::::/l  サイレントチャージャーじゃだめなんでしょうか?
   y    |       イ/ノ/
   l` /、__, )\ / レ_ノ
   ヽ { ___ }   l::/
    入 ヽLLLLレ ノ  ,仆、
  /  \ ""   / l  ヽ 
/      T''‐‐''´  /|   ヽ

…まあ、故障してるとはいえ一応セルマスターは一つ所持してるから良いんだけどね…
転売されてない事を祈るのみです。

感想
 流石にタミヤフェアなだけあって、参加者の人数も層の厚さもハイレベルな大会でした。8年前の、ラジ四駆の選手が20人程度で驚いていた時代が懐かしい…
 オータムGPは毎度の事として、ステーションチャンピオン戦。2月に参加を決意した時からマシンを準備していただけに、今回の結果は正直言って悔しいものがあります。ドラゴンバックやヒルクライムは一度も飛ばなかったのに、スロープに嫌われるとは思わなかった…!
 (あのドラゴンバック、3レーン用として販売予定は無いのかしら?)
 それと、ドラゴンバックの配置を変えれば、もう少し速度域の高いレースになると期待していたのですが、結局最後まであのレイアウトでのレースとなってしまったのは残念に思いました。レースを見ていて、あれだけ距離があるにも関わらず、スロープの配置が原因で速度域はチューンモーター並。確かに上位勢は、平面ではそこそこ速い速度で走行していましたが、スロープやLCではゴムブレーキをガッチリ付けているのが遠目から見ても分かるほどの減速状態。
 結局、1次予選は速度の出るマシンの殆どが“ふるい”にかけられて遅いマシンだけが残り、ただでさえ3台までしか走らせられないレースなのに進行ペースは遅くなる一方。
 せっかく全国から参加権を獲得した選手が300人以上も集い、その中の頂点を決める大会だったのですから、もう少し、それに相応しいレイアウトにして欲しかった。
 (例えばシャーシ部門になったら一部を組み替えて、オープンでの結果を平等にするとか、シャーシの特性に合うようなレイアウトにするとか…)
 まあ、負けた側が言っても単なる愚痴に過ぎないのですが。
 とは言え、大会自体は あの大混雑の中でも楽しかったです。決勝まで行ければ 尚良かったのですが。
 あ、販売ブースの手際の良さは、あの混雑の中助かりました。品川とか浅草でもあの手法でレジを用意して欲しいんですけどね。
 最後に。直前になって静岡行きの車に乗せて下さった蒼月さん、あの参加者の中ピットスペースを確保して頂いたえのもと勢の方々には改めて感謝。
 あと、静岡行きに関して情報をくれた やつきさんにも密かに感謝。次行く時はバスで行きますw

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