ミニ四駆スプリングGP2013in品川シーサイドフォレストレポ

 毎年恒例の春の公式大会。今年もスプリングGPが開催されました。
 昨年、ジャパンカップ・オータムカップと来たので、今年はスプリングカップかと思ったのですが、昨年と同じくGPと銘打っての開催。
 今回は全国5会場での開催だったので、関東でも1回のみの開催となりました。

今回は既にジャパンカップのレイアウトも発表されていたので、マシンはスプリングGP用というより
ジャパンカップ用のセッティングを試す感じに。
4時頃まで作業して1時間程度寝る。

当日は今回も5時半に起床し、6時半頃に出発。
いつも通り行けるかと思いきや、財布にSuicaを入れ忘れてることに駅に着いてから気づく。
まあ残金も大して入ってなかったから良いかーと、久しぶりに切符を買って移動。
予定通り8時半に会場着。

今年4度目の品川シーサイドフォレスト。
今回は雲ひとつ無い快晴での開催となりました。
ようやくまともな天候でレースが出来る…!

既に販売コーナーには長蛇の列が。
販売開始時刻の9時になる頃には、昨年のジャパンカップを連想させる程の長さに。

会場は既に広場一杯にピットが広げられ、
地下1階だけでなく1階、2階にも広場を囲むように大勢の参加者が。

あまりに大勢の為か、なかにはルールを知らない方々もいたのですが…
その辺は後述にて。

スプリングGPの看板。
今は旗と同じ素材なので「看板」って表現は違和感あるのですが
白い板製だった昔からの名残りですw

 ピットは、先に来ていたえのもと勢の方々の場所に置かせていただき、コースの下見へ。
 エントリーシールは、前回と殆ど同じ時間に受付したにも関わらず、973番といよいよ1000番台が見えてきた;
 こりゃ、ジャパンカップじゃ始発参加も考えるべきかなぁ…。

 ちなみにえのもと勢では、高蓮君が1414番のキリ番でした。

今回のコース『クライムサーキット2013』

今年もヘルクライム&ナイアガラが登場。

安定の2箇所設置。

では、クライムサーキットのポイントをいくつか。

まずは初登場のウォッシュボードストレート
その名の通り、洗濯板のような段差が2箇所に設置されています。

1枚目は6o、2枚目は11o程度の高さなので
普通のマシンにとっては、5レーンコースの段差と同じ感覚でクリア出来るのですが
速度の出るマシンは、2枚目の板で吹っ飛び直後のコーナーでコースアウトする姿も。

木製でシンプルなセクションなので、ジャパンカップの為に練習するのもアリかも知れませんね。

続いて30度のウォールバンク
わりと定番のセクションですが、今回は直前にコーナーがあり
速度が乗りづらい状態で登る必要があるので、トルクが要求される部分でした。
横から見ると、土台がズレないようにテープを貼り、底に錘を置いてあるのが分かります。
3レーンのバンクも作るの面倒だというのに、5レーンになると相当大変なんだろうなぁ…結構重いし。

そして今回も最難関セクション、ヘルクライム&ナイアガラスロープVer.2
昨年の年間チャンピオン戦と同じく、直前に1枚ストレートがありテーブルトップが1枚のレイアウト。
ジャパンカップもテーブルトップ1枚みたいなので、今後の定番になるかも知れません。

…でも、そろそろ下にコース入れて立体交差にしても良いと思うんだけどなぁ。
いつまでも丘の状態なのは、6年前のスロープを思い出します。

ヘルクライム(旧)
路面・壁面共に使い込まれている為か、わりと難易度高めな印象。
ヘルクライム(新)
同じセクションなのですが、コチラの方がやはり難易度が低めの印象。
ナイアガラスロープVer.2
コレは2箇所共に昨年作られたものなので難易度の差は無く
むしろヘルクライムの状態でクリアの仕方が変わってくる模様。
まだレース開始前なので、ケーブル類が散乱している状態。
最後に5レーン定番のデジタルカーブ
コレの3レーン版出ないかなぁ…(切実)

練習コースは前回と同じく、オーバルガーデン内に設置されていましたが
今回は市販の5レーンコースも設置されていました。
コチラは子供が終始遊んでいる姿が。

上から見た図。
今回は芝は無かったですが距離はあったので、テスト走行には向いていたように思います。
ただ、開催中は参加者が多すぎてテストする気にはなれませんでしたが…;

 9時に競技説明とオープニング。10分からレーススタート。
 参加人数は最終的に1737名。定員1400名とは何だったのか…。
 やはり、関東で1回のみの開催というのが大きかったのか。抽選会も中止になるし。
 ジャパンカップではマジで2000人参加&予選一発勝負の危険も有り得そうで怖い;もう定員に達し次第、参加を締め切るべきなんじゃ…

 

 それとオープニング中、突然の爆発音
 自分がいた近辺だったので何事かと音のした所を見ると、どうも充電器の親電源が爆発した模様
 後にそれは親電源として使用されていたRC用のニッケル水素が、放電中に劣化による爆発を起こしたものと判明しましたが
 後日、公式大会のレギュレーションに
 『イベント会場への充電器、モーターならし器、モーターチェッカー、バッテリーウォーマーなどの機器の持ち込みは禁止します。
 という条項が加えられる要因に。
 まあ、五反田の時にRCのイベントでも同様の事件が起こり、五反田の会場が使えなくなった経緯を知っているので
 いつかはミニ四駆の方も参加者が増えてるし、禁止になるかもと思っていましたが…ついにやらかしたか;

 ちなみに爆発させた当人は、駆けつけたタミヤのスタッフと一言二言話し、充電器をしまってからは周辺の選手に詫びらしい詫びもせず
 何事も無かったようにレースに参加していました。
 …それってどうなん?人として。別に謝罪を要求するつもりも無いのですが。
 幸い今回はただ爆発しただけで周辺の選手を脅かした程度で済みましたが、
 もしこれが怪我を負うレベルの爆発で、もし近くに参加者の子供が走り回っていたら…と思うと背筋が凍りつきます。
 ナニゴトモナクテヨカッタネー、で完結する話ではないと思います。

レース中のウォッシュボードを撮影。

特にコースアウトする様子は無く、マシンの上半分が見える程度のジャンプをしてクリアするマシンがほとんど。
たまに速度が乗りすぎるのか、ノンブレーキですっ飛ぶ気なのか
マシンが飛び出すジャンプをしてそのままコースアウトする姿も見えましたが。

←イケさんの新車を携帯用充電器で、USB接続で充電中。

まあウソですけどね。
でも今の技術だったら普通に出来そうだよなぁ…w

朝はイオンで惣菜パンと、久しぶりのマックスコーヒーで糖分補給。

・ジュニア、オープン部門1次予選(2レーン)
 今回は午前と午後の2回走行出来るので、例によって午前は例のS2マシンで行って見ることに。
 モーターはアトミックで、前日充電したネオチャンでアタック。
 速度はイマイチ。しかし今回はヘルクライムもナイアガラも問題なくクリア。気づけば走っているのは3台となり、先頭のマシンが飛んでからは2位を引き離しつつ走行。
 最後のほうでナイアガラの着地でバランスを崩すも問題なく復帰。無事完走してタスキゲット。

…かと思いきや、今回からタスキが廃止され初回から薄紙に。
偽造防止の為、番号付き。

ともあれ、このS2でようやく予選突破出来たのは嬉しい。
午後は2次予選まで暇を持て余す事になるのですが;

 

結局、えのもと勢でのオープン部門は1次予選突破したのは自分だけで
えのもと勢のピットは早々に解散。
午後はぐすたふさんらの作家勢のピットに移動することに。
作家勢は殆ど1次予選突破している安定ぶり。

昼はイケさん達とバーガーキングに。
前回オニオンリングがイマイチだったのでポテトにしたら、マックと変わらぬポテトでしたとさ;

←今回、会場の柱に貼られていた会場側の注意書き。

参加者が1000人を越え、ピットの数が増えていき
通路を塞ぐわ
飲食店が飲食する為に設置しているオープンテラスで平然とピットを構えるわ
仲間内で必要以上に騒ぐわ…

参加者が増加するに従って、モラルやマナーを守らない選手が増えてきたように思います。
もちろんマナーを守る選手も多いのですが、それ以上に最近の様子は目を覆いたくなる現状;
今回、品川シーサイドにある美容院の店員さんが、店の外でたむろしていた選手の姿を不快そうに見ていたのがとても印象に残っています。
会場のお店側から苦情が来たら、大会そのものに影響しますから
多少の不便はガマンして、会場には大会を開催させて頂いているという謙虚な気持ちを持って参加したいものです。

特に仲間内で騒いでる人達。
参加者には子供も多く参加しているという自覚を持って欲しい。


・ジュニア、オープン部門2次予選(4レーン)
 2次予選は今回の参加者から推定するに約600人。それが一気に列を形成した為か、30分近く長蛇の列が続く状態に。
 もう次からは、2次予選も番号別で呼んだほうが良いんじゃないかな…?
 マシンは、午後の1次予選で投入する予定だった公式用のS2に変更。
 ハイパー2で行こうかと思ったものの、まずは完走させようと思いライトダッシュに交換。その代わり出来る限りメンテナンスをして、電池もピットで追い充電してアタック。
 (ちなみに自分は公式会場ではBX-401に、RC用のニカド電池を親電源で使用していました。今後は使わなくなりますが)
 ある程度2次予選が進んでから並んだものの、それでも15分ほど並んでいたので、追い充電した電池がすっかり電圧下がって速度が出るか心配でしたが
 いざスタートすると、速度は悪くない感じ。3周ほどトップ争いをしていたものの、相手のコースアウトにより以降は独走。
 特に危うい所も無くゴールして、タッグ戦以来の準々決勝進出。

今年2度目の今までで言うところの薄紙。
紙に書かれてる番号も、気持ち少なくなってます。

イチさんがタイム計測したところ、約40秒台とのこと。
トップは39秒台らしいので、もう少し速度を上げていったほうが良さそう。


ちなみに作家勢では、自分以外にはぐすたふさんが準々決勝進出。

・ジュニア、オープン部門準々決勝(2レーン)
 今回もライトダッシュにメンテ&追い充電で。
 準々決勝も単純計算して100名以上は残っているので、またも10分ほど並んでからアタック。
 今回も速度は十分。上手い具合に先頭に立ち、3周までトップを走るも3周目あたりから速度が落ち始める。
 すると4周目に1台に猛追され、LCでアウト側になったこともあって逆転される。しかし相手はナイアガラでコースアウト。
 続いて自分のマシンもナイアガラでバランスを崩して横転するも、マシンを取りに来たスタッフの手に当たったのか、単純に自ら復帰出来たのか分かりませんが(ちょうどスタッフに隠れて見えなかった)運良く復帰。しかし倒れてた間に2位のマシンに追いぬかれたまま5周目に入り、逆転出来ぬままゴール_| ̄|○
 コケなければなぁ…;

 と言うわけで、スプリングGPは準々決勝まででした。優勝者は38秒台だったとのこと。速いなぁ…
 レース後は、くしおさん、きまりんごさんや、COMIC1の帰りに来られた焔すばるさんらと練習コースでまったりと走らせ
 解散後は早々に居酒屋で呑んでいたえのもと勢と合流し、アキバへ寄ってましたとさ。

感想
 ライトダッシュは公式大会じゃ向いてない(確信) 電池の持ちが悪すぎんよぉ…
 とはいえ、ジャパンカップの予行演習として走らせた感じとしては結構良い感じだったので、本番までには改善させて行きたいところです。

 それはそうとして、上でも書いてますが、ここ最近の公式大会のマナー・モラルの低下は見てて目を覆いたくなります。
 何故、こうも大の大人が大勢いるのに”お客様”が多いのでしょうか…;(確かに販促イベントという意味ではお客様で間違い無いのですが)
 レースの方でも、今回の電池爆発だけでなく
 愛媛大会…優勝決定戦でタイヤのメンテにスプレー吹いて失格
 鈴鹿大会…シャフト貫通させたマシンがコースアウトの拍子にコース破壊
 という話も聞いています。どれも中途半端な知識で公式大会に出て犯しているミスのように思います。

 改めて書きますが、店舗大会と公式大会は別モノです。
 店舗大会でやってる事が公式大会で使えない・通用しない事が非常に多いのです。
 同じ感覚で大会に出ると、痛い目に遭います。もしくは他者に迷惑をかけることになります。
 その辺理解した上で大会に参加することをオススメします。

 「公式大会に出てやってるんだから、有難く思え」というゴーマンな考えではなく、出来る限り謙虚な気持ちを持って参加して頂きたいと思います。
 

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