ミニ四駆年間チャンピオン戦2012in品川シーサイドフォレストレポ

 ミニ四駆が30周年を迎え、ジャパンカップとオータムカップが復活した2012年を締めくくる年間チャンピオン戦。
 今年も品川で東京大会が開催されました。
 自分はここ2年ほど参加できずだったのですが、今年は冬コミ原稿も終えて余裕のある時期の開催となったので、久しぶりに参加することに。
 チャンピオン戦がスタートして5回目の今回は、良い成績を残したいなぁと思いつつ準備を進める。

今回はジャパンカップの時と同じく、前日にえのもとサーキットにてコースを組み前日練習。
天候は雨が降りそうだったものの、わずかにパラっと降った程度で問題なし。

自分が今回のコースで懸念していた、スタートしてすぐの昇りスロープと
ヒルクライムからの着地芝セクションの攻略を重点的にクリア出来るレイアウト
に。

今回用意したマシンは、今年の公式では常に安定した成績を残しているS2と
オータムカップで好成績を残していたARシャーシのセッティングを参考にした改良ARを試したところ
S2→ハイパー2に4:1ギヤで重いせいか安定するものの遅い。
AR→SX小径にチョイ速ギヤで軽量級マシンで速いが、ハイパー2だと速過ぎる印象。
ひとまず大会当日に様子を見て、完走率によって使用マシンを分けることに決める。

コース設置を手伝って下さったRyu-22さん、ハマーさん、金龍さんに感謝。

帰宅後、当日用の電池を充電し2時間ほど就寝。
5時半に起床し、ジャパンカップと同じ6時半に出発。
わりとスムーズに電車に乗ることが出来、8時過ぎには会場到着。

前日の天候から天気が心配でしたが、当日は雲ひとつ無い晴れ。

既に受付時間は過ぎていたので、まずは受付を済ませようと会場を進むと
オーバルガーデン1階には既に長い行列が。

早速列に並ぶ。

並んでる途中で、会場のコースが見える場所に。

今回も2箇所設置。
定員1400人な上にチャンピオン戦も控えているので、今回の1次予選も1回のみ。

エントリーナンバーは414番でした。

 ピットは、先に来ていたえのもと勢の方々の場所に置かせていただき、マシン準備。

レースは9時40分開始だったので、1時間ほどの間にコース確認。

今回のコース『チャンピオンズロード2012』
東京大会は既に2箇所設置が定番となりつつあります。

スタートして最初に2.5枚のストレート(エアロトンネル含む)を抜けて昇りのショートスロープ。
着地が1枚ということで、速度が十分に伸びてからスロープ→180度コーナーなので
速度を出し過ぎると早々にコースアウト。
自分が最も気にしていたポイントですが…

実際レースを見ると、ここでのコースアウトはよほど速度が伸びたマシンで無い限りは殆ど問題なく。
…もしかしてこれは、直前のエアロトンネルが上手いこと減速効果として作用していたのでしょうか?

ここを越えると立体のままデジタルカーブと新橋TPFでは定番のウェーブセクション。
今回の減速ポイントの1つなので、ここでのコースアウトは殆ど無く。

そこを抜けると下りスロープに芝セクション。
バーニングチェンジャーから、今回の難所だったヒルクライム(DB)からの芝セクション。
既に何度も登場しているので、一見すると何でもないセクションのように見えますが…
問題は直後のコーナー。
ヒルクライムで飛びすぎると、コーナーで吹っ飛び
無事ヒルクライムをクリア出来ても、着地の芝セクションでバランスを崩しコーナーで吹っ飛ぶという難所。
直前に速度が伸びるストレートが多めにある為、わりと速度が出てからヒルクライムを越える必要がある上に
芝セクションの芝が張り替えられたのか、轍が以前に比べて浅くなっていて
以前のような感覚でクリア出来なかったのも難しくした要因でしょう。
難所は続いてヘルクライムにナイアガラVer.2。
ジャパンカップ、オータムカップではコーナー直後にヘルクライムがあり、テーブルトップも2枚のストレートだったのが
今回はヘルクライム直前に1枚ストレートが移動。
つまり、昇りの前に加速する要素が加わったわけで、以前のように豪快に飛ぶマシンはテーブルトップを飛び越えて
ナイアガラに直行というパターンが多く…
仮にコースに留まったとしても、先の40度バンクに足を取られてリタイアするマシンが多々。
このバンクは、ヘルクライムなどで減速する為にブレーキを付けていたマシンにとっては一気に減速する場所の為
レースでは、このセクションまでトップだったマシンがバンクで大減速→後続のマシンが追い抜くパターンも。
練習コースは、シンプルな長方形オーバル。
今回の大会レイアウトは出来る限り最高速を抑えたほうが良いという印象だったので
ここは直線速度のチェックに重宝しました。

 9時半に競技説明とオープニング。40分からレーススタート。
 参加人数は1300人ほどと許容量には収まったものの、元々は1000人の定員だったことを考えると増員は正解だった模様。

・ジュニア、オープン部門1次予選(3レーン)
 レースの様子を見る感じ、前半のスロープは殆ど問題なかったものの、ヒルクライム直後のコーナーが一番の難所で
 持ち込んだARマシンでは、そこで吹っ飛ぶかも…と判断し、安定性のあるS2で今回も行く事に
 モーターをアトミックに落とそうか…とも考えたものの、チェッカー28キロ程度であれば大丈夫かなと、ハイパー2を使用しペラシャにグリスを塗り
 リヤのブレーキをわずかに下げてアタック。すると、速過ぎるのではという不安も関係なしの遅さ。
 それでも他車とは競り合える速度で、2位を争う状態。1位のマシンの速度が抜きでて速かったものの、ラスト1周のナイアガラでバランスを崩しコースアウト。
 タナボタながら無事完走してゴール。

 

今回も、ひとまずの青タスキ。
ケンビシさんが計測したタイムは46秒台
上位陣は42秒台は出しているとのことだったので、まだまだ速度を上げる必要がありそう。

予選は当初1回のみの発表でしたが、わりと進行が早かったのか久しぶりに2回目の抽選が行われる。
その番号は、エントリーナンバー下一桁が2、4、9、5、6番の選手。
約半分の選手が2度目のチャンスが得られましたが

まーた予選突破した時に限って2回目のチャンスがあるという皮肉;
それなら1回目にARでアタックすれば良かった…

 昼は、すき家で高菜明太マヨ牛丼を食す。

・ジュニア、オープン部門2次予選(5レーン)
 午前中でタスキを獲った場合、午後は別のマシンでいかないと大抵勝てないのが自分のジンクスでしたが
 ARを使うのは厳しいかな…と思い、2次予選もS2で行く事に。
 ただ、もう少し速度が欲しかったので充電してないネオチャンプを1から満充電。2セット充電したのですが、途中で親電源の電池が少なくなり
 充電出来なくなった為、最初に充電したネオチャンプを使用。ペラシャも軸が緩くなったので新品に交換して
 十分にメンテナンスを行なってアタック。
 スタードダッシュは良かったものの、道中は微妙な速度。今回も1台が抜きでて早く、今回も2位を争う状態。
 ところが、他のマシンは次々とコースアウトし、先頭も4周目でコースアウト。ラスト1周は単独走行で無事完走してゴール。

ジャパンカップ最終戦に続いて今年2度めの薄紙。
しかし、速度は遅く2度の幸運だった印象…
準決勝は3度めの正直と行きたいところ。

・ジュニア、オープン部門準決勝(5レーン)
流石にこの速度では負けるのは目に見えてると思い、電池を追い充電したかったのですが
親電源の電圧が足らず、手持ちのネオチャンプでは勝負にならないと思い
ちょうど列も少なくなっていた販売コーナーに行き、先行販売だったプロトエンペラープレミアムと、
まだ一度も使ったことのなかったパワーチャンプGTを購入。
マシンも速度の出ているハイパー2に交換し、リヤブレーキを最初の高さに戻して行く事に。

準決勝の薄紙は25名が獲得したらしいとのことだったので、ここで勝てれば優勝決定戦…!
と、思ったら、前回の品川で開催されたオータムカップが2次予選で中止になった為に
その際に薄紙を獲得した選手も準決勝に参加出来るとのこと。
その為、ここで勝ってもまた1戦走る必要があるとの事。
替えの電池は持ってきていなかったものの、まあ勝ったら勝ったで何とかなるだろうと列に並んでアタック。

アルカリ電池なので速度が出過ぎるのでは…と思っていたら2次予選と大差無い速度。むしろ遅い?
1周を走行した時点で(バーニングを超えているとはいえ)最後尾の体たらく。
何とか完走すれば2度あることは3度あるか…?との淡い期待も虚しく、結局残った3台のうち
飛び抜けて速い1台がゴールして終了…_| ̄|○

タイムは47秒と予選よりも遅く、レース後にチェッカーで速度を測ると30キロを超えていたところから
モーターのトルクが無かったのが原因か…?

決勝戦後には年間チャンピオン戦が行われ、ニューイヤーGPで優勝していたケンビシさんがオープン部門に出場。
10名以上参加された為1回戦が行われ、良い勝負だったのですが、さらに速い選手に惜しくも敗れる結果に。
(ちなみにクイック46さんが参加されたS1部門は僅か3名。ジャパンカップ以降、シャーシ限定が無くなったのが原因か

←抽選会が終わった頃にはすっかり会場も日が暮れていました。
また来年も宜しくお願いします。

感想
 今回は実力で薄紙を獲ったと言うよりは、運が良かったという印象が強かった。やはり遅い速度で完走だけを狙った走りでは、準決勝までがせいぜいだと実感。
 今年はジャパンカップもあってか数多く公式戦に参加出来たので、来年も同じくらいのペースで参加して また入賞していきたいところ。

 余談ですが、マシンを走らせるや否やヲタ芸?のような謎の振り付けをしてレースに出ていた選手がいたのですが…踊ると勝てるジンクスでもあるのでしょうか…?

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