タミヤスプリングGP2008inROX&新世紀ミニ四駆GP Round11レポ

 2008年最初の公式から2ヶ月、春の公式であるスプリングGPが今回もROXで開催されました。
 今回も2日間の開催に分けられましたがエキスパート部門が開催されずにオープン(小径)部門一点で開催され、
ジュニア部門は土曜日にルーキー部門と同時に開催される事に。

 やはり最近は動員数の多さから、1日で全ての部門を開催するのに限界が出てきたのでしょうか。

 自分は今回も土曜日には参加せず、日曜日のみに焦点を絞ってマシンの準備。
 1週間前に開催された鈴鹿のレイアウトを確認した感じ、アップダウンの少ない普段通りのレイアウト。
 ニューイヤー後に完成したサスマシンのテストには うってつけのコース。
 しかし、同日に犬神研究所の主催する大会「新世紀ミニ四駆GP」も開催されることになっていたので、まずは浅草のスプリングGPに参加し
結果次第で犬神に行く予定を立てる。幸い日曜日はオープン部門のみだったので、チャンピオン戦出場権を獲得したい小径部門のみに参加する事に。

 前日はマシンのメンテやら、F1のマレーシアGPの予選を見てたらほとんど寝る時間が無く、さあ寝ようかと床についても
構想中だった新刊の事が頭から離れない為に全然眠れず、結局徹夜状態でゴーオンジャーを見てから出発。

8時半少し前の電車に乗り込み、10時になる前に会場到着。

会場は既に大勢の参加者。
今回もお知り合い方のピットを発見し、ご挨拶と荷物を置かせていただく。

エントリーシールはレッドでした。

今回のコースは、鈴鹿のレイアウトとは若干の違いはあったものの、スロープ部分の変更は無し。

販売コーナーは普段と同じ感じでした。限定販売のモモーイサンダーショットMkUや
今回も販売されたという福袋は速攻完売だったそうな。

フリーコースは、前回と同じく高速コーナーを使ったオーバルコース。
唯一の違いはLCが設置されていないことでした。

さらに今回は会場の端に、駄菓子を販売しているらしいお店まで。
気にはなっていたのですが、結局詳しくは見ずじまい。

後日知ったのですが、立川にある駄菓子屋「ココロ商店」という、駄菓子以外にもミニ四駆も取り扱っているお店だそうです。

 今回も参加者が多い為、1次予選は1回のみの関東クオリティ。

・オープン・小径部門(午前)1次予選(4レーン)
  当日は久しぶりの徹夜参加ということもあり、テンションも低く
 一通りの撮影を済ませてからは、自分の出番までピットに戻って観戦モード。

 マシンは予定通り、SX小径を使用。
 電池は前日充電したニカドで、モーターは前日に えのもとでチェックした感じ、チェッカーで測っても31km/hと一番遅かったパワーダッシュを使用。
 ところが、いざ走らせて見ると異様に速い。一気に他者を置き去りにするも、あきらかに完走できる速度じゃない;
 幸い1周目はスパッとスロープをクリアし、2周目もバーニングブリッジだったので減速してクリアできたものの
 結局3周目で吹っ飛んで終了ーorz

 今回は全体的に完走率が低く、遅いマシンが完走したら勝ちのような展開が多かった気が。

久しぶりの展示ブース
先日のアキバで開かれた大会で発表されたものやら、限定販売ものとか。

モモーイサンダー
そういえば現物を間近で見たことほとんど無かったかも…

こちらから新商品
ようやく登場の新センターシャーシ。

全体的に軽量化されたり、ユニット接合部の形状が改善されてたり
スイッチ部分も金具をそのままに改良を加えられ、今後のメインシャーシとして使えるものになりそう。

お次はMSシャーシとして再登場したホットショットJr.(ボディの画像撮り忘れてました;)
ボディより何より、大径ホイールに対応したスパイクタイヤが遂に登場した事が大きいですねw

エンペラーも、MSシャーシ対応として再登場する模様。
まだ開発中との事でしたが、出来れば違和感無く収まるようにしてもらいたいものです。

単なる金型改修だけは勘弁な。

さらに、上級者向けパーツ?な厚めのFRPプレートも。
一昔前では考えられないような、ユーザーがポンと使っても速くなるようなパーツですね〜

取り付け例は こんな感じのようです。
前後にマスダンパーらしきパーツまで。既にタミヤ公認パーツとなりつつあるのでしょうか?

ちなみに値段は 会場で配られたアンケートを見た感じ、結構な値段で販売するみたいです。
RCでいうところの、5万円近くするTRFのシャーシユニットのような
上級者用パーツといった位置づけと考えて良いのでしょうか。

午前のレースが終わりフリー走行となったので、サスマシンの方を走らせて見たところ
2周目で併走してたマシンと仲良くスロープで吹っ飛ぶ。何故?
こりゃ今回はいくら足掻いても無理だなと判断し、一足早く浅草を立ち去る事に。

去り際にコンデレ中のところを撮影。

 浅草から、犬神の大会会場の住吉まで地下鉄を経由して移動。
 会場にいたマンモンさんと連絡して見たところ、やはり浅草に殆ど人が流れた為に参加者は少ない模様。
 途中のスーパーで昼食を購入し、会場に到着。

ちょうど昼休憩でのんびりした時に参加できたのですが
以前に参加した犬神と比べても、明らかに少ない参加者。

マンモンさんとも合流し、練習走行をしてみる。
スロープ対策を施したVS大径で走ってみると、思ってた以上にあっさりとTTをクリア。
しかし、回数を重ねるごとにモーターが慣れてきたのか
最後のスロープ(画像右側)が難関で、そこで幾度も転げる事態…;
他の部分では全く問題ないのに…

コース横には、コンデレのマシンがズラリ。
犬神の醍醐味はカツカツなコースの他にも、タミヤの公式以上に揃ったネタマシンを拝める事でしょうか。

←のマシンが分かる方は、相当な四駆郎マニアですねw

他にも、初期のミニ四駆ブックに掲載されているドラゴンマシンの改造も。

公式では基本的にガッツや審査員の子供達の審査なので、どうしてもこのテのマシンは敬遠されがちなのですが、ここでは多くの方に注目されています。

 以下、犬神でのレース結果。

・徳田ザウルスマシン限定部門
 ホライ前もどきで参戦。モーターはアトミックに換え速度をアップさせ安定はしていたものの、相手の速度に付いていけず1回戦敗退。
・タミヤレギュ部門・午後の部
 時間内に規定回数アタックし、勝利数で決勝に進出できる仕組み。
 8回勝負したものの、最後のスロープに思い切り嫌われ 勝てたと確信したレースもことごとくコースアウトしてしまい全敗orz
 ところが幸いな事に、時間的に余裕のあったので2回駄目押しのアタックが可能に。駄目押しの1回で何とか勝利したものの
 結局決勝には進出出来ず…
・チームリレー
 参加者がランダムに5人一組のチームとなり、チームごとに電池をバトンとしてレースをするリレーレース。今回は20人の参加で4組のチーム。
 1回戦は、自分がアンカーとなったものの出番が来る前に相手のチームが全員完走してしまい、走る前に敗北決定;
 負けたチーム同士で3位決定戦となり、今度は自分が先陣を切る事に。相手の先鋒はマンモンさん。
 最初に電池をマシンに入れるところからレースが始まるのですが、お互いほぼ同時にスタートさせたものの安定性の悪い自分のマシン。
 コースアウトする度に徐々に引き離されたものの(チームリレーではコースアウトしても、コースアウトした所からの復帰が可能)
 相手チームのトラブルから逆転し、無事全員ゴール。不思議と見ず知らずな方同士でも、勝ったときは喜びを分かち合える不思議。

 レース後は豊島さんとアキバのアソビットに行ってみたものの、ちょうどコースレイアウト変更中だった為走行出来ず
 近くの海鮮丼を食べに行きましたとさ。

 官葬感想

 今回は公式で結局ほとんど走らせられなかったので、レースから少し離れた感想を。
 まず、巷では今回のレース以降エキスパート部門が廃止され、オープン・小径部門のみのレースとなるという話を耳にしているのですが
 正直な話、廃止ってのはガセであって欲しい。せっかく出場権取ったのにソレは無いでしょう…まるで狙ったかのように廃止されるのは どこぞの陰謀ですか?エキスパート部門はMSシャーシのみを使い、高校生以上の参加者のみが参加出来るという限定的な部門だからこそ面白いわけで、オープンのように旧シャーシや350円モーターもOKな、さらに年齢的にも幅の広い部門はエキスパートと分けられているからこそオープン部門なのですから、エキスパートの無いレースはPRO発売以降のレースを否定しているとしか思えません 。GWGPでも開催されない事が決まってしまったようなので、是非サマーGPにはエキスパート部門を再開して欲しいものです。
 次に。そろそろコースをバラエティに富んだモノにして欲しい。毎度の如く、同じパーツを使ったレイアウトでは 勝てる選手が限定されて当然です。
 特に、いい加減ストレート1枚だけのスロープには食傷気味です;せめて2次ブーム時に行われていたような
 スロープ→ストレート→コーナー数枚→スロープ下り→ストレートといったような変化は無いのでしょうか。
 セッティングも既に多くの方が対応している為か、分かりやすいくらいワンパターンなモノになってる状態。ミニ四駆は、コースに合わせてセッティングをするものではないのでしょうか?コースが いつまでも同じパターンでは、セッティングが固まってしまうのは当然です。
 次回の大会には、さらに良いものになるよう祈ってます。 

 それと。参加者が増えて周りの関心を呼ぶようになったのか、明らかに会場内に迷い込んでしまったような方々も目立つようになりまして、大会には招かざる客。要はスリや置き引きなのですが…そういう人々も来るようになってきました。実際、今回のレースでお知り合いの方が財布を目を離しているスキに盗難に遭うという被害も発生しました。
 自分の持ち物には今まで以上に注意し、席を離れている間はお知り合いに留守番をお願いするなどの自衛を。

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