ミニ四駆ジュニアカップ東京大会&タミヤモデラーズギャラリー2012レポ

 

 毎年恒例ながら、ここ数年は展示品を見に行く程度だったモデギャラ。
 今年は、開催中にミニ四駆のジュニアカップが開催され、さらに年齢無制限のレースとして「エアロアバンテ限定クラス」も行われると知り
 その日に合わせて行く事にしました。

エアロアバンテ限定クラスは午後からの開催でしたが、参加定員が300人と少なめだったので
ここ最近の公式大会での参加人数の増加を踏まえ、開場時間の10時に会場である東武百貨店に。

池袋駅から降りてすぐの入り口には、既に大勢の参加者が。
中には駅構内にあるコンセントを使って電池を充電している選手まで…顔と格好覚えたからね?次やってたら通報するよ?

とりあえず会場に入って直ぐに一枚。

ジュニアカップの会場は、8階屋上のスカイデッキ広場だった為か
モデギャラの会場も8階の催事場に。

当日は日当たりも強く、気温も高めの暑い日だった為に、ピットスペースとしてテントが置かれ
さらには熱中症対策でしょうか、百貨店の店員さんが水や保冷剤を配っていました。

今回のコースはコチラ。

ちょうど開催中のジャパンカップのコース「ウルトラエアロサーキット2012」の難易度を
ジュニアカップに合わせて甘口にした感じ。

ジャパンカップのレイアウトとの違いは

・エアロトンネル2012が2連続になっている

・ショートスロープが2連続のDBに

・ヘルクライム&ナイアガラスロープ、クリアーブリッジがアイガースロープと通常のテーブルトップに

ナイアガラスロープがアイガーとなってクリアしやすくなった反面、今回の難所はDBでした。

大会の受付はすぐに始まっていたので、エントリーシールを受け取る。
ジュニア部門は緑エアロアバンテ部門は黄色に分けられていました)
久しぶりに早々に受付した為、エントリーナンバーは49番でした。

午前中はジュニア部門の時間だったので、その間にモデギャラの展示を見ることに。
まずはミニ四駆30周年記念展示コーナー。

5年前にも25周年記念の展示はありましたが、それとはまた違った展示が数多く見られました。

コチラは歴代ミニ四駆の実車展示。
以前は初期のキットのみの展示でしたが、5年間でラインナップも大幅に増え
4面使っての展示になっていました。

ジャパンカップが復活したということで、ジャパンカップの特別展示。

こちらの少し年季の入ったトロフィー

なんとこれは、最初に開催された「1988ジャパンカップ」の初代チャンピオンである駒木孝有氏が所有しているトロフィーなのです。

最初のジャパンカップのエントリーカードも展示されていたのですが
駒木氏が所有したカードの番号は、何の偶然か「496」番。
四駆郎にちなんだ番号を手にした選手がジャパンカップのチャンピオンというのも
不思議な偶然ですね。

ちなみに、駒木氏は現在ミニ四駆からは離れていて、実車のモータースポーツで活躍されています。
駒木氏のブログはコチラ

コチラが、今年のジャパンカップのチャンピオンに贈られる予定の優勝トロフィー。
ジュニアクラスの物らしいのですが、オープンクラスもあるのでしょうか…?

ジャパンカップ記念展示ということで、それに関連した物も。

←は、過去の公式大会ではお馴染みだった、大会記念ロゴステッカーにマシンステッカー
マシンのステッカーは当時先行販売だったキットのステッカーが使われていて
例えば94年はマグナムセイバー、96年はサイクロンマグナムでした。

写真上にチラっと写ってるファイターマグナムのステッカーは、96年のオータムカップで配布された物で
自分も当時、参加した記念に貰った記憶があります。

コチラはジャパンカップ恒例だった特殊なセクションの紹介記事。
ループレーンチェンジャーは92年の際に使用されたもので
TVチャンピオンの世界最大級のコース(当時)にも使用されていました。

下は95年のスーパーVマウンテン
見て分かるように、登りと下りに蓋がしてあり高速セッティングが出来る反面
エアロハイマウントなどの大型ウイングを付けていたマシンは、蓋に当たって大減速していたのを
当時のRCカーグランプリで見た覚えがあります。

懐かしのグッズ大公開展示。
30周年記念メッセージと共に、過去に販売されたミニ四駆グッズが展示されていました。

コチラは初代ミニ四駆のシボレー・ピックアップ。
1次ブーム時代、RCとミニ四駆のイベントとしてお馴染みだった、コロコログランプリのチラシ。
大会参加はハガキ抽選では無く、今の公式大会と同じような先着順だったようです。
タミヤが出した関連グッズの他にも
レッツ&ゴーの絵本やDVD、
1次ブーム時代に駄菓子屋に置かれていそうなシール類などなど。
今では入手困難な貴重品ばかりです。
5年前にも展示されていたミニ四駆の歴史展示。
初代ミニ四駆、フォード・レインジャーの箱はコチラに。

歴代シャーシ展示

あくまでもミニ四駆の展示なので、ラジ四駆のTR-1シャーシは無く
スペースの関係か、初代ミニ四駆のシャーシ3種やワイルドミニ四駆のシャーシも展示されていませんでしたが。

系統図

さり気なくリヤステーの方式や、ダウンスラスト角まで掲載されている手の込みよう。
ゼロ〜タイプ5は初期のシャーシはスラスト角の無いものだったハズなので
現在販売されている物を基準に書かれているものと推測。

…というか、20年以上前に販売されたシャーシが
未だに現役マシンとして通用するってのは何気に凄いことだと思う;

シャーシの系統は、ホイールベースを基準で掲載されている模様。
「このシャーシはコレじゃナイダロウ」って意見は多々あると思いますが
そういうのは自分の心のなかに留めておきましょう。
ちなみに、展示の下にはARシャーシの設計図が。

毎年恒例のコースも勿論置かれていました。

昨年ほどでは無いですが、それでも鬼畜レイアウトでしたが;

今回は、新しく発売されたトリコロールカラーのジュニアサーキットも使われて為か、随分とカラフルなことに。
…でも、あまりにカラフル過ぎて、海外(主に東南アジア)のパチ四駆で使われている3レーンコースを連想させてしまいます;

 ミニ四駆の特別展示以外は、毎年と同じ感じのモデギャラらしい展示に。

毎年恒例の実車展示は、戦後には日本を走り回っていたジープが。 
車内
後ろから
仕様
ジープは登場して既に70年ほど経っている車ですが
未だに軍用車として「らしく」見えるのは、それだけ実用的で洗礼された車だからなのでしょうか?
何故今回ジープなのか。
それは、こちらの展示の為なのでした。

大塚康生。アニメ界では巨匠として知られ、タミヤの模型にも監修を行なっていることでも有名。
コミカルミニ四駆の生みの親でもあります。

そんな大塚氏は部類のジープ好きとしても有名で
若い頃からジープを乗り回していたそうで…
展示物の中で特に目に写ったのは、やはりコミカルミニ四駆関係
アニメの作画用紙に描かれたデザイン画や、パッケージ原画など
当時の貴重な資料がズラリ。
コミカルミニ四駆は、登場して28年経つ今でも600円で販売されていますし
やり込むと結構奥深いので、カツカツしたミニ四駆に飽きた時には
一度作ってみては如何でしょうか。

続いて漫画家モデラーの作品展示

鳥山明先生による、ルノーFT-17軽戦車。
自ら図面を引いて、1から制作したものだそうです。

藤島康介先生による、作品2点。
何故か代表作の『ああっ女神さまっ』の単行本が置かれていましたw
続いて恒例の、電撃ホビーマガジンの大人ミニ四駆の展示
コチラはライジングエッジ改造のミニ四駆ロボット。
ミニ四駆のシャーシやパーツを組み合わせて人型を形成。
ボディも加工して、装甲を表現。
横から
自分の場合、こういうデザインのセンスが無いので
作れるMさんのセンスが羨ましい…

続いてマシン展示

エアロアバンテを早速マクラーレン風に塗装したマシン。
このマシンはF1の塗装が似合う…

アスチュートのオープントップ改造
ボディはザウバー風。

ちなみに大人ミニ四駆は、ニコニコ静画などで書籍『電撃ホビーマガジンbis』にて読むことが出来ます。

 そんな感じで展示品を見終える頃にはジュニアカップも一段落つき、休憩中にはフリー走行が行われました。

 フリー走行は、午後のエアロアバンテ限定部門に合わせて、新車として用意したARシャーシ(ボディはエアロアバンテ。マンモンさん曰く走行音がTZシャーシだそうな)に、
 ハイパーダッシュ2モーターを積んで走らせてみる。しかし、2個めのDBで吹っ飛ぶ我がマシンorzアイガースロープもgdgdで、大幅にセッティングを変更することに。
 今回は一人での参加だった為、適当な場所でパーツ交換を行なっていたのですが、ちょうど昼の時間帯で日差しが強く、まともにセッティングできる環境では無く;
 色々場所を探していると、通常RCカーの体験コーナーである場所が、大会ということでピットスペースになっていたのを知り、そこに荷物を置いて作業再開。
 今回、参加者が少なかった為か(午後に行っても参加申し込み出来た模様…)フリー走行が2回出来る事が分かったので、2度めはアトミックに交換して
 完走させてみる。すると無事完走出来たものの、これでは遅すぎる。勝負するならハイパー2で行かないと話にならない感じ。

 ・エアロアバンテ部門1次予選(5レーン)
 今回はハイパー2が前提だろうということで、2回目のフリー走行のセッティングにハイパー2を積んでアタック。
 すると、速度は十分。2連DBも安定してクリアし、アイガーは適度に速度が落ちて問題なくクリア。
 他に追いつきそうなマシンも特に無く、無事トップでゴール。

ひとまずの青タスキ。
しかし、ギヤをチェックするとプロペラシャフトが思い切り伸びている模様
元々緩くなっていたとはいえ、今回のコースとセッティングにはペラシャの負担が大きい模様。

ちなみに今回は参加者が200人いるかいないか程度だったようで
2回目の走行もあっただけでなく、3回目も人数限定で走行可能に。
3回目の参加者は「下一桁2、8、9の選手」

…なんで一発で勝てた時に限って、番号が当たるんだろう;
走れなきゃ意味ないよ;

・エアロアバンテ部門2次予選(3レーン)
 速度は十分みたいなので、とりあえずペラシャを直して電池を交換してアタック。
 走りは1次予選と同じ速度で走行するも、今回は相手が悪かった;
 公式常連の強豪氏と被っていたらしく、そのマシンが常にトップを走り、それを追いかける状態に。
 結局差は詰まることなく、完走はしたもののスピード負け_| ̄|○

 エアロアバンテ部門は結局、その強豪氏は準優勝になりましたとさ。
 被らなきゃ薄紙も行けただろうに…;

感想
 ここ最近、公式大会といえば参加人数が多くフリー走行はおろか、通常のレースも1回ずつ走らせるのが精一杯の状態だったので
 複数回余裕をもって走らせられたのは久しぶりな気がします。5年くらい前まではコレが普通だったんだよなぁ…;

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