第5回Mini4GrandPrix in南横浜レポ
前回のMini4GPから半年、今年も南横浜でGPが開催されました。今回は、エントリーが大会前に終了されるほど参加者が多かったので(自分は大会1ヶ月前に申し込んだので「大丈夫だ、問題ない」でしたが)レベルはもとより、前回出来なかった予選突破を目標に。
今回は、時期的に原稿作業に集中していたのと前回の雪辱を果たしたいと思い、新車を準備せず、前回のマシンを継続使用する事に。
とりあえず、各部メンテをして前々日にえのもとへ行き、新商品の購入ついでに ここ最近感覚を忘れていたモーター慣らしをテストしてみる。そんな感じで前日は徹夜で7時頃に出発。
いつものシーサイドラインで会場へ。地味に人が多くて気になったのですが、多分この時期に横浜で開催されたAPECの為に、道路が片っ端から交通規制されていた為普段は車を使ってる人々がシーサイドラインに集まったのでしょうか。
1年に1度は来ている気がする、会場の横浜研修センター。
前回と同じく、9時半頃に到着したのですが
会場オープンが9時20分と早く、既に体育館には参加者のピットで埋まっていました;
今回はサクライ君を始めとする「なかの模型店」組の方々の近くにピットを置かせていただきました。今回のコース。
全体的にウェーブが少なく、コーナーの多めのレイアウト。今回の難所は今回もLCでした。
LC前の減速区間がウェーブ5枚しかなく、如何に道中の速度を維持しつつLCを入れるかが
今回のレースの鍵でした。一番の減速区間がコチラ。
ウェーブ2枚の後はコーナーパーツのみで作られたチューリップ→連続コーナー区間。
ここで軽いマシンやトルクの無いマシンは大きく減速していました。今回のモーターは既に10番が取られていて、既に多くの方が受付を済ませていたので適当に75番で。
参加者は、受付終了したことで66人。不参加が4人ほどいたので、限度人数は70人だったのでしょうか?
しかも、今回は自分が密かにライバル視してる方(今までの大会で数多く、必ずと言っていいほど自分のすぐ上の順位にいた方。当人は存じないと思いますが)
が参加されていたので、今回はこの人には勝ちたいと少し気合が入る。まずは練習走行。
とりあえず重量でマシンの速度を測りたかったので、最初は重量軽めのS1にイオン充電池でアタック。なんとなくウェーブで減速している感じ。
次に昨年制作した赤VSにエネループでアタック。こちらは特に減速も無く悪くない走り。モーターは最初に測った時点で結構回っていたので、とりあえず単セル慣らしと2本慣らしを行う。何故か速度が落ちて少し焦る。
続いて予選開始。
今回から予選のタイミングをズラす為、モーター番号の奇数と偶数で走行時間が分けられていました。(前半に奇数、後半に偶数)
その為か、今回の予選は普段よりスムーズだったように思います。・予選1回目(S1・イオン)
まずは記録を残す意味も込めて、最も軽い組み合わせのS1にイオン充電池でアタック。
軽さが災いしてかウェーブで浮くような走りをみせ、LCも少々不安定。しかもタイムは33秒25と普通のタイム。(今回は32秒45で7m/s)・予選2回目(赤VS・エネループ)
これは重量あるマシンの方が安定してタイムが出せそうと判断し、赤VSに昨年作ったものの、使わず仕舞いだった重いタイヤに交換して、モーターも少し慣らしてアタック。
すると思った以上に速い。1周目のタイムが上位陣に迫るものだったので、コレはいけるか?と思っていると、序盤のウェーブで減速、そしてストップする我がマシン。
おや?と思いマシンを受け取ると、フロントのギヤカバーが浮いている。コレで止まったのか…良いタイムが出そうだったのにとガッカリしてるとモーターの焦げたイヤな臭いが。
しまった!モーターロックしてた!?Σ(゚д゚lll)慌ててスイッチを切り、ピットに戻ってマシンを分解。見ると、フロントのギヤカバーが浮き上がり、プロペラシャフトが浮いて引っかかっている状態。
これが途中のストップとモーターロックの原因か;
コレは終わったかな…と半分諦めつつも、3回目に向けてマシンの修理をする。
今回のピット。
ここには映っていませんが、スピードチェッカーを3分の1ほどカットしたおかげでPITBOXに収納出来るようになったこと以外は特に見所は無し。後日改造テクに公開予定。2回の走行を終えて休憩に。
それほど良いタイムでは無かったものの、それでも22位(後に修正され21位)に。
とりあえず秒速7mを出せれば予選突破出来そうな感じ。
休憩が終わり、予選再開〜・予選3回目(赤VS・イオン)
モーターが焦げてしまっては、もはや好タイムは期待出来そうになかったので、出来る限りの最善を尽くして悪あがきをしてやろうと思い
各部をメンテし、ピニオンもS1に使ってた物と交換。モーターは慣らしてる間にお逝きになりそうだったので最小限に抑え、
電池はちょうど充電が完了したイオン充電池を追い充電してアタック。
すると、思いのほか良い走り。とても焦げてイヤな臭いのするモーターとは思えない走り。
LCも特に危なげなくクリアしてゴール。タイムは31秒58。Σ ゚д゚≡( ノ)ノ エッ?
秒速7mを超える速度はありそうと思ってたのですが、まさかの32秒切り(7.19m/s)
念のため車検でじっくりと調べてもらったのですが、モーターのイヤな臭い以外は問題なし。
モーターロックが、偶然にも噂に聞く「裏焼き」というヤツとなって、良い形で速度アップ出来たのでしょうか?いや裏焼きについては全然知識が無いのですが;まあ決勝は、このモーターじゃ途中で死亡かなと思っていると、主催様から「故意では無く、不測の事態のモーターロックであればモーター代を支払って途中交換も可能」との事。これは助かったと、モーター代を支払って途中交換をさせて頂くことに。
予選が終了し、結果が発表されました。
そしてコチラが最終結果。
( ゚д゚) …
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) …
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) !?なかなか良いタイムだとは思っていましたが、まさかの予選5位。
こんな形で予選ベスト10入り出来るとは思ってもいませんでしたが、何はともあれ決勝進出。知り合い勢では、雪風さん6位、サクライ君16位でした。くぼたさんは残念ながらコースアウトで記録残せず。
(なお、ライバル視してた方は3回目の時点で記録が無かったので、途中で帰宅した模様)決勝戦は、交換したモーター(72番)を慣らしつつ電池を時間までに充電することに。(75番のモーターは主催に一旦預けられてます)
・決勝1回目(赤VS・エネループ)
最初に測ってみた感じ、新しいモーターはあまり速度が出ていない印象だったので、ある程度慣らした方が良さそうと思い、じっくりとまずは単セルで慣らす。
幸い決勝の走行順は遅い方だったので、モーターの方はまずまずの速度にはなったものの、電池の方がタイミング悪く早々に上がってしまう。
仕方なく早めに追い充電しつつ、車検を受けてアタック。
速度はまあまあ出ていたものの、前のモーター程ではない。1周目のタイムは33秒03。2周目もエネループの力振るわず34秒14で合計67秒17…決勝1回目の時点で10位でした。
・決勝1回目(赤VS・イオン)
これはモーターがもう少し慣れれば行けるかな?と思い再度モーターを慣らしつつ、マシンの改善を施す。
リヤのクラウンギヤを交換し、フロントローラーのスラスト角を寝かせようかとも考えましたが、
速度が上がったらLCの安定性が落ちると判断して(例の如くチキンハートで)
ローラー部分は結局最初から全く変更せず、メンテだけしてアタックすることに。
肝心の電池は、当初使用予定だったエネループが早々に上がってしまい、どうしようか悩んでいると前の選手の走行時間が若干延び、
同時に別で充電してたイオン充電池の方が良い感じで上がったので、これで行く事に。
(追い充電も行おうと思っていたのですが、この時点で持ち運び用バッテリーが追い充電に耐えられる電圧が無く断念)
1回目より悪くない感じの走りでしたが、1周目のタイムは33秒03と、1回目と同タイムという偶然。
それでも2周目は意外と落ちることなく33秒43。合計66秒46でした。
そして最終結果。
結局決勝は12位でした。
そして優勝はクラフトさん、3位には雪風さんがそれぞれ
Mini4GP初優勝、初表彰台を獲得。さらに今回は、決勝進出者のモーター速度が公表されました。
(大径マシンにアルカリ電池で計測。自分は72番を使用)下は31km/h、上も35km/hと、モーターが均等化されている事がここで証明されました。
あとはトルクを如何に残して慣らしているかが勝負の分かれ目だったのかも知れません。(なお、レース後に頂いた75番は後日計測したところ、72番より1km早い程度の速度でした。
恐らくトルクが残っていたのでしょうか)今回の入賞者のマシン。
3台ともVSシャーシ。しかも2位は入手困難な蛍光グリーンのVSシャーシ…そんな感じで表彰式。
おめでとうございます〜
バトルレースはS1に少し重めのタイヤに交換してアタック。
1回目…一人の選手がスタート直後にマシンに不調があったのかリタイヤし、その煽りで自分もスタートをミスして大きく出遅れてしまう。結局その差を埋められずに敗北
2回目…こっすうさんの大径PROが異常に速くてビビる。しかしLCで飛び2台のタイマンレースに。良い勝負だったのですが僅かの差で敗北レース後は、まっすぐ帰宅し原稿を進めつつF1のアブダビGPを見てましたとさ。ベッテル チャンピオンおめでとう!
感想
以前の目標であった、予選10位以内の目標を意外な形ながら達成する事が出来ました。決勝は相変わらずでしたが;
マシンは結局去年に制作したマシンで挑む事になったのですが、ギヤカバーが浮くという、今までに無いリタイヤで戸惑ってしまい
まだまだ突き詰めてない部分が多かったように思います。とは言え、自分のマシンで良い所まで行けたのは偶然でも嬉しいものです。
…電池なんて2年前に買ったイオン電池で良く行けたもんだ;
決勝は、充電のタイミングやマシン対策など、まだまだ足りない部分が多かったように思います。スラスト角を抜いて挑んだらどうだったか?モーターをもっと慣らしてたら?タイヤを少し軽い物に交換していたら?と、たらればが色々と出てきますが、レースは結果が全て。ここぞと言うときに結果を残したもの勝ちです。
また決勝に進出出来る機会があったら、次は玉砕覚悟の走りをしても良いかも知れませんね。
ともあれ、久しぶりのGPも楽しめました。自分はレース中、傍から見て切羽詰っているように見えるのですが、案外それが自分の楽しんでる姿なのかも知れません。
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