第4回Mini4GrandPrix in川崎レポ

 

 昨年のMini4GPから半年、今年最初のMini4GPが(自分の参加した限りでは)初開催の、川崎で開催されました。
 しかもGPとしては初(全国も含めても2回目)の、バーニングチェンジャーを使用するレイアウト。普段以上のハイスピードレースは必至。
 前回は、予選こそ運良く突破出来ましたが、モーターの慣らしに失敗した上に、新車も熟成不足が祟って、決勝は不完全燃焼な結果に終わってしまったので今回はマシンを2台準備し、電池も昨年末に購入したカラーエネループを投入することに。

 当初の予定では、6月の同人誌イベントの新刊を入稿してから制作を開始し、同時にエネループも育成開始。1週間前あたりにはシャーシをテスト。
 えのもとで前日テストを行い、万全の状態で挑む予定でしたが…

いざ蓋を開けてみれば。

タイヤ制作に思いのほか時間を要してしまい、なんとか1週間前には干し作業を開始出来ましたが
シャーシの方は思ったほどペースが上がらず、S1とVSを制作していたのですが
VSをサイドレスの簡易型マシンに仕様変更し、S1に集中する事に。
(VS…黄色VS、S1…スペシャルキット付属S1。どちらもグラスファイバー入り)

しかし、そのシャーシも大会前日で←の状態;
結局徹夜でマシンを形にし、朝6時には何とか完成。

慌てて準備をし、栄養剤を飲むはずが間違えて風邪薬を飲みそうになるほどテンパった状態ながら7時に出発。会場までは、くぼたさんの車に乗せてもらい会場へ。

途中マックで朝食を摂り、溝の口でクラフトさんと合流して会場到着。

今回の会場、川崎市民文化プラザ。
立体駐車場があり、各所に色々な施設のある、これまでの会場よりも一回り大きいものでした。

体育館前の入り口には、既に参加者の行列が。

ピットは今回、くぼたさんと同じ場所で構えることに。

今回のコース。
一番手前が例のレーンチェンジャー。土台は木製。

一番の難所は、長いストレートの先にある2連続ウェーブ。
スラストを抜いたマシンは、ここで左右に振られてコースアウト。

 今回のモーターも前回に合わせて10番で。
 参加者は、ここ数回としては最も多い61人。やはりコースアウトの心配が少ないハイスピードレースだからなのでしょうか。

まずは練習走行。
 早速新車のテスト走行。黄色VSは以前まで使用していた普通のエネループで…まずまずの走り。
 S1はイオン充電池で…悪く無さそうな走り。ってことで予選はS1メインで、カラーエネループでアタックすることに。

 モーターは前回の反省を踏まえ、ニカド電池を単セルで慣らし、レース前にアルカリ2セルで慣らす程度に。
 当日は雨の予報でしたが、結局ほとんど降らずに蒸し暑い日だったので、モーターには常にミニ扇風機を当てて排熱。

続いて予選開始。
 すると、開始早々ふと自分の充電器を見ると、画面が消えている。
 おや?っと思うと、周りもざわついている。
 どうも、会場のブレーカーが落ちたようで…;
 参加人数が普段より多い上に、殆どの参加者がニッケル水素電池を使い、高電流で充電してたのが原因の模様。
 ブレーカーは何とか解決しましたが、前代未聞の事態に予選終了時間は若干遅くなりました。

・予選1回目(S1・エネループ)
 まずは記録を残す意味も込めて、ちょうど上がったエネループを、列に並んでるギリギリまで充電器で追ってからアタック。
 しかし。練習走行とは比べ物にならないほど遅い。問題のウェーブも全く問題なかったのですが、タイムも全く問題にならない30秒90。
 今回のコースは、29秒54(秒速7.5m)が基準ラインと思っていたので、1秒以上も遅いことに愕然…

・予選2回目(S1・エネループ)
 他の選手が殆ど28〜29秒台を連発していたので、コレはマズいと対策を練る。フロントローラーのスラストを1度以下に抜き
 モーターもさらに追って、先ほどとは別のエネループでアタック。しかし殆ど変わらず30秒77…

2回の走行を終えて休憩に。

(ノ∀`)アチャー

相当遅いタイムと覚悟していましたが、この時点で41位…orz
紙の2枚目に記録される屈辱…

これはマズいと対策を考えてる休憩中…

隣では、ラジオ収録している某集団がw
色々と話を振られたのですが、タイムが出ない切迫した気分の中 話を出来る状態ではありませんでした;

タイムが出てれば参加してたかも知れません…

 

とりあえず昼食は、体育館の下にあった自販機でパンとジュースを買って済ませる。


 休憩が終わり、予選再開〜

・予選3回目(赤VS・エネループ)
 これは前回に引き続き、新車がダメなのか…?と思い、前回使用した赤VSに、タイヤを3年前の全国ファイナルの時に制作したグリップの低いタイヤを装着し、フロントローラーをS1から拝借。現状、2秒(28秒77)縮めないと予選突破は厳しいという状態だったので、電池はどうしようか考えていると…
 くぼたさん、予備の充電器が余ってるので それを貸してくれるとの事。既に3台近く稼動してるのに…;ご厚意に甘え、休憩中に1セット充電。

 (今まで、6年前から使っているABCのエキスパートチャージャーで充電はおろか育成も行っていたので、これが原因なのか?と思いまして…)

 これでどうだ!?とアタック。
 すると、先ほどと比べると確かに速い。速いけど…思っていた程ではない。ウェーブでも目に見えて減速してるし…
 タイムは29秒34。2回目の時点で このタイムは20位以下のタイムだった記憶が。

 _| ̄|○ il||li

 結果を見る前に、予選敗退が決定しましたとさ。
 唯一の救いは、秒速7.55mを出せた事くらいでしょうか。

予選が終了し、結果が発表されました。

そしてコチラが最終結果。

予想通り、31位と残念な結果に。
あと0.5秒速ければ…!

予選突破ラインの28秒90は、秒速7.67m
予選トップレベルになると、秒速8m台という速さ。
エネループOKとは言え、アトミックチューンでこの速度が出せるんですね…;

 ちなみに他の方々は…サクライ君、セバスチャンさん、くぼたさんは無事予選突破でした。おめでとうございます〜

 決勝戦は、観戦する気力も無く 前日からずっと気を張っていた反動か、ピットでしばし寝てました。
 なので決勝の結果は貼られた結果表のみで失礼。

決勝1回目の中間結果。

そして決勝の最終結果。

1回目で54秒を切るようなタイムを残した樋口さんが逃げ切りで優勝。

 

上位3台のマシン。

なんと、全て4ローラーマシンでした…!

それをまじまじと眺める方々。

そんな感じで表彰式。

おめでとうございます〜

 バトルレースは、自分のエネループでは勝負にならないと分かったので、イオン充電池を追い充電して勝負しましたが
並んでる間に電圧は瞬く間に落ちていき…結局1勝も出来ず仕舞いでしたとさ。

 感想
 今回は始めての完全なフラットレースで、一応事前に対策を練って挑んだのですが…まだまだ甘かったようです。
 大会1週前に、えのもとの大会でフラットレースが開催されたのですが、ちょうど同人誌イベントと被ってしまい参加出来ず、それが結果に現れた気がします。
 それと、エネループをいい加減ちゃんとした充電器を使って慣らせる環境を用意したいところ。今までは、1000mAh以下の電池にはBX-212を使って充電し、1300mAh以上の容量ある電池にはエキスパートチャージャーを使用していたのですが…やはりエネループを慣らすには、相応の充電器が必要みたいです。

 …どなたか、良さそうな充電器がありましたら教えてください;

 次回は今回のような残念な結果にならないように、勝てるマシンを準備したいところです。

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