アリイ・飛龍(コンコルド)


久しぶりのパチ四駆キット。
これで4種類目となります、アリイのキット。

究極4WDジュニアシリーズ・飛龍(コンコルド)です。
某店で420円で購入。

同じ店に同じシリーズのキット・疾風(スーパーセイント)も売られていたので
こちらも確保。

当時の値段は600円だったようです。

パッと見た感じの印象として、1次ブームのアバンテに対抗するようなキット。
実際箱の横には、「10の究極メカニズム」と称して、速いですよアピールが。

パチ四駆定番の、2輪・4輪切り替えスイッチや
金具配線が手軽以外にも、フロントバンパーにスポイラーやウェイトが付属していたり

ワイドホイールにスリックタイヤなど、当時の改造のトレンドであった”ワイドタイヤでグリップを確保し、バンパーにウェイトを積んでコースアウトを防ぐ”といった部分を掴んだメカニズム。

ちなみにこのシリーズ、アリイの定番であった3本電池が廃止され
他のパチ四駆と同じく2本電池仕様になっています。

それでは開封〜

このキットにはちょうどアリイのパチ四駆カタログが封入されていたのですが
今回のキットのシリーズ。最初の2台は平成1号・2号という、いかにも年号が変わって間もない頃に登場したことが分かる物なのですが、問題なのはそこではなく。

黒塗りボディに菊の紋章ってアンタ…色々とヤバ過ぎるだろ;
今じゃ絶対作れないぞコレ…
流石はアリイ。この辺のぶっ飛び方がステキ過ぎます。

パーツ全図

状態は良好でした。

まずはボディ。

以前作ったファーストベルトに似たような形状。

勿論このボディもキャノピーの開閉が可能。

何故かこのシリーズ、ドライバーが二人乗り。
しかもアリイのパチ四駆のドライバーは必ずこのヘルメットが埋もれてるというか、ドライバーが沈んだような形状。
このドライバーをボディに取り入れないといけない縛りでもあったのでしょうか…?

ウイング裏には、当時流行のハイマウントローラーよろしくローラー取り付け穴が。

シャーシ

通常の黒色ではなく、グレーの成型色。

ホイール

ミニ四駆でいう大径ホイールと同じくらいのサイズ。

タイヤは勿論スリックタイヤ。
経年劣化しているとはいえ、グリップもそこそこありそう。

金具・モーター類。
フロントに付けられるウェイトも入ってます。

ギヤは基本的にファーストベルトと全く同じ物だったので省略。

ステッカーは今回もブリヂストンやNGKのロゴがさり気なく。

説明書にはタミヤのモコちゃんに対抗してみたのか
なんともゆるーいキャラクターが。

そんな感じで組み立て。
流石にアリイのキットは慣れてきたので、小一時間で完成

フロント

リヤ

ボディがめっちゃ傾いてる…
取り付け方はファーストベルトと同じく、ボディキャッチを下からはめ込む形。

サイド

わりと綺麗に収まってる感じ。
ウイング以外は。

やはりこの、異様に高いウイングに違和感を禁じ得ない;

実際、コレ外したほうがカッコイイんですよね…

どれくらい高いかというと。
ご覧のとおり。ミニ四駆で最も高い車高をもつライジングバードが低く見えるほどの高さ。
ローラー付ける穴付いてたけど、これコーナーで当たらないんじゃ…?

タイヤはワイドスリックタイヤと銘打っていましたが
実際はアバンテのタイヤより少し厚い程度でした。
まあ、これくらいが丁度いいんですけどね。

バンパーにはフロントスポイラーが。
こんなのパッケージに描かれてなかったけどなぁ…w

フロントバンパーにはウェイトを付けられるビス穴が設けられ
専用にビスとナットも同梱。
ウェイトが標準装備のキットは珍しいかも。

ローラーは、何故かフロントが小さくサイドが大きく。
恐らく、コーナーでリヤタイヤが当たらないようにサイドを大きく設定したものと思われますが
これが原因で、ストレートでは常にパワーロスする結果に。

シャーシ

このキット。各部分が適度に軽量化され
結構軽いです。ギヤが剥き出しなのは困り物ですが…

シャーシ内部の基本構造は、電池が2本に減った分、金具の構造がシンプルになった以外は
ギヤ比・ギヤパターンは全く同じ。
この辺のバリエーションが多ければ、もう少し良いキットになったと思うのですが…

シャーシ裏には切り替えスイッチ。

ちなみに走らせた感じは、タイプ1シャーシと勝負したら十分勝てる速度でしたが
タイプ2と勝負すると結構厳しそうな印象。
まあ、パチ四駆としてはわりと良いキットですけどね。

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