コミカルミニ四駆ガチ仕様


えのもとで密かに流行っています、コミカルミニ四駆のガチ仕様。
ウニモグに代表されるボディは、ミニ四駆のボディとして使用されることは結構ありますが
あのパワー重視のシャーシに手を出す事は なかなか無いと思います。

しかし、とある部分を変更するだけでコミカルミニ四駆にも関わらず、ノーマルのミニ四駆PROとも張り合える程度の速度を出せる事が可能と分かり、手探りながら改造を施しています。
その辺は↓にて。

フロント
830で103.09o

リヤ
低摩擦19oプラローラーをダブルで
上101.83o、下103.26o

左サイド
フロントローラーのスラストは0.5度

右サイド
フロントローラーのスラストは1度

ベースマシンは、コミカルミニ四駆で定番(と言うか今販売してるコミカルでは一番長く販売されている)
メルセデスベンツ・ウニモグ。
ボディは車高が高いので、少しでも重心を低くする為に平面部分を軽量化。
それでも重量は90gと重め。

荷台は後ろ以外ごっそりとくり抜いたので、ボディを外さなくても電池の交換が出来ます。

ホイールは大径ナローライトウェイトホイール。
ノーマルより軽いのが重要。軸は2oで穴を広げればコミカルのシャフトにも取り付けられます。

タイヤは前後共に超大径。
フロントは通常のゴムですが、リヤはスポンジを外に履いているタイプ。
コミカルはトルクはあるのですが速度が出ないので、スポンジタイヤも効果があるのではと。
タイヤ径は34.5o

フロントローラーは830に長めのビスで上下にスタビをつける。
コミカルはもともと車高が高く不安定になりがちなので、普通のミニ四駆のように低い位置にローラーを収めてもコーナーで傾いてしまうため、気持ち高めに取り付けています。

リヤローラーも同様に。
ローラーベースは118o

シャーシ
シャーシも大幅な軽量化。
センターにシャフトがあるので、ねじれはそれほど気にしていません。
そしてコレがコミカルミニ四駆速度アップの秘訣がコレ。
モーターにつけるピニオンギヤと、スパーギヤを逆に取り付けているのです。
噛み合わせは単純に逆にしているだけなので問題なし。
これとダッシュ系モーターと組み合わせることで、何とかチェッカー16km/hほどになります。
ループをクリア出来るギリギリの速度ですw

コミカルのシャーシはヘタな改造をすると遅くなる不思議があるのですが
せめてもの抵抗抜きとして、シャフトに付いているギヤ部分にハトメを取り付けて
シャーシ部分との接触を抑える。
コミカルのシャーシはボールベアリングを入れる部分が考慮されていないので
ハトメは重要なパーツだったりします。

ローラーを取り付けるFRPは、シャーシに付いているバンパーを取り付ける突起部分にFRPを貼り付け
そこからバンパーをネジ止めしています。

なお、コミカルミニ四駆シリーズで↑のようなギヤ改造が可能なのは
ホンダ・シティターボ〜スズキ・ジムニーまでで、トヨタ・ランドクルーザーの2台は逆転こそ出来ますが
ギヤの位置が難しい位置に付いている為、センターシャフトに付いているウォームギヤの噛み合わせの調整が非常に難しく、カツい改造をするのにはオススメ出来ません。
さらに、シャーシが大幅に改良された三菱パジェロ以降のマシンは、パワーが逃げやすくする為にスプリングがついていたり、ギヤの形状の関係上ギヤの逆付けが難しかったりと、現在のところ速度アップは難しいものと判断されています。

えのもとの店内コースでの基準は、約27mのコースを5秒98というのが現在のレコードタイム(怒流さんのジムニーが記録。自分は6秒34がベストタイム)です。
7秒を切るあたりまではコミカルらしい速度なのですが、そこから先になると車高の高さが災いしチェンジャーでの安定性が困難になってきます。そこをいかに攻略するかがコミカルの面白いところでしょうか。

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