ノンベア用ヤリス-2020Ver.1

 


えのもと杯で、ヤリスのワンメイクレースを行った際に制作したマシンです。
レギュとしては
・ヤリスのボディ(WRC仕様も含む)を使用し、ボディキャッチを使ってシャーシと固定する
・FRP、カーボンプレート禁止
・ボールベアリング禁止
・スロープを使用しない、フルフラットのコースを走行する
という縛りのもと完成したのがコチラ。
S2シャーシマシンです。

フロント
左右共に13oプラローラーで103.86o

リヤ
上17oプラローラー下830デルリンローラーで
上104.20o、下102.91o

左サイド

右サイド
フロントローラーのスラスト角は左右共に3度。

ボディは通常タイプのヤリス。
もともとVZシャーシ搭載ボディですが、ほぼ無改造で他のシャーシにも搭載出来るのが実車系ボディの良いところ。

重量は85.04gと、オールプラセットながらそこそこの重量。

フロントバンパーはカットせず、リヤダブルローラーステーをビス止め。

ローラー数は6個までということで、上下にスタビを付けたのですが
実車系ボディの場合、コーナーでアウトリフトする事が多く
下側のスタビを必要以上に削ってしまうようで…
思うように速度が出なかったのが残念なところ。

リヤステーもリヤダブルローラーステーを3点止め。

ローラーベースは131oと長め。

上ローラーで基本は走行し、アウトリフト時のみ下ローラーが当たる構造。

一応、ローラーに使ってる真鍮スペーサはローラーの厚みに合わせて長さを削り込んで
ブレを最小限に抑えています。

タイヤは前後共に大径メッキホイールに
フロントは黒ノーマルタイヤ
リヤは水色ハードタイヤ

タイヤ径は30.4oと実車ボディの中に収める形でギリギリの大径サイズ。

S2シャーシは紺色に青のギヤカバー

今回も電池落としを行い、補強はプラ端材を貼り付け。

フロントバンパーは、リヤダブルローラーステーをビス止めだけではなく
バンパーとの隙間にプラ端材を貼り付けて、バンパーとステー間の補強を行っています。
モーター裏は、モーターカバーを裏返しに貼り付けてモーター部の補強。
軸受けにはVZシャーシ付属のPOM素材の軸受けを使用。

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