3レーン用MSフレキ-2020Ver.1

2020年11月 第311回えのもと杯 オープン部門 優勝
2022年9月 第333回えのもと杯 オープンクラス 3位
2023年1月 第337回えのもと杯 オープンクラス 優勝
2023年9月 第345回えのもと杯 オープンクラス 優勝


公式大会で登場し、今や立体レイアウトのマシンとして定番となったMSフレキシブルシャーシ。
遂に学研の本にまで紹介されるほど認知された改造方法ということで
2020年に一念発起して、まとめてMSフレキシャーシを制作
レース用に形にした物の1台になります。
3レーン用のMSフレキマシンです。

フロント
上9oベアリング下WA(逆付け)で
上100.97o下104.35o
リヤ
上下共に19oプラリン(5本スポーク)で(右下のみ19oオールアルミ)
上102.28o、下102.86o
左サイド
右サイド
フロントローラーのスラスト角は、左右共に3度。

ボディは以前MSフレキ用に使っていたサンダーショットJr.クリアボディ。

重量は125.93gとやや重め。

フロントは、2018年のジャパンカップで流行したピボットバンパー。
こちらの場合は、バネを使用したATバンパー化も行っています。

以前公式用で使っていた物を流用し、バンパーはカーボンマルチワイドリヤステーで新規作成。
このバンパー、カツフラマシンを作ってる身としては尋常じゃないくらいにバンパーがグラグラしてて
まともに走れるのか?と疑問に思うのですが、これが不思議と安定して走行するから驚きです。

このマシンはスタビローラーを使わないタイプ。
ローラーはピボットバンパーを使う場合よくやってる逆付けのWA
コチラのほうが3レーンのLCを攻略しやすいようです。
リヤはコチラも以前から使われていましたが、2018年のジャパンカップを契機に流行したアンカーシステム。
リヤバンパーを一本の軸のみで固定し、上下左右に動かせることができ、コース壁の引っかかりや継ぎ目の衝撃をいなす効果が期待出来ます。
リヤステーも、カーボンマルチワイドリヤステーで新規制作。
アンカーシステムは、リヤステーを最下段に付けるため、ローラーはその上に2段付ける組み合わせが多いのですが
そのまま使うと、上側のローラーがコーナーの横Gに必要以上に弱くなってしまうので
最近は、上下ローラーの間や上面に補強の目的でプレートを付けることが多いようです。
タイヤは前後共に小径カーボンホイールに
フロントはスーパーハード
マスダンはリヤにはブレーキ部分に通常通り取り付け、フロントにはフロントからアームを伸ばす前提灯に。
もともとMSフレキには、ヒクオのようなリヤからアームを伸ばす方式は会わなかったのですが
前からアームを伸ばす改造法が広がって、それがMSフレキと相性が良かったようで
現在MSフレキのシャーシには多くのマシンが前側からアームを伸ばす方法が使われています。
この前提灯。フロントバンパーと連動して
バンパーの動きに合わせてフレキシブルに動きます。

シャーシはミニ四駆巨人仕様で登場した、オレンジの前後ユニットにギヤカバーを使用したMSシャーシ

普段は電池部分をガッツリ軽量化するのですが、立体レイアウトのマシンでは
急な挙動変化で電池が落ちる危険があるので無加工。
このマシンは最近MSフレキで人気の、旧型MSセンターシャーシを使用。
ただし、MSシャーシが当時を知っている人なら分かると思うのですが
この旧型シャーシ。超速ギヤに対応しておらず、普通に使うとギヤの噛み合わせがキツく
ギヤの異音が酷いので、その辺の加工は面倒だったので4:1の標準ギヤを使用。
このギヤなら無加工でも静かに回ります。

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