耐久用MA白-2020Ver.1

2020年5月 第132回えのもと耐久杯 3位
2020年6月 第133回えのもと耐久杯 3位
2021年10月 第149回えのもと耐久杯 オープンクラス 優勝(緑のボディ・ローラー使用)


ノーマルモーターを当日購入し、一切慣らさずに走らせる方式の耐久レースになって既に6年。
それまで、何度かコースレイアウトが変わってマシンの傾向も変わっていましたが
今現在の傾向は、両軸モーターを使ったMAシャーシが速く
特に序盤、モーターの温まりが速いのか片軸モーターのマシンがタイムを落とすのを尻目に
すぐにタイムを上げてくる印象を受けます(片軸モーターは後半になって伸びてくる印象)
以前までは1ヒート15分あったので、片軸モーターでも十分勝負になっていましたが
10分走行の現状、MAシャーシのマシンに分があるように思います。

自分自身、4年前にMAシャーシのマシンで優勝して以降度々上位に入れたものの、肝心の優勝からは遠ざかっていたので
久しぶりに勝ちを意識してMAシャーシの新車を制作。
2台制作して片方は本番用、もう片方をノーマルオープンやチームリレー戦用と分けて使用。
こちらは後者のマシンになります。

フロント
19oプラリンで103.35o

リヤ
上 19oプラリン、下19oオールアルミで
上103.6o、下102.88o

左サイド

右サイド
フロントローラーのスラスト角は左右共にほぼゼロ。

ボディは10年以上振りに制作したマンタレイMk.Uのクリアボディ。
白と赤のカラーなのでガルパン・プラウダ高校仕様

重量は89.47gと重め。

フロントバンパーは、ARシャーシFRPリヤワイドステーを使用。

1枚バンパーだと強度が厳しいので、直FRPを下に重ねて2枚バンパーに。

フロントアンダースタビはローラー下に。スロープの登りでは干渉せず、どちらかと言うとジャンプした後の姿勢制御の意味合いが強いです。

以前までは、フロントをシングルローラーにした場合はスタビを立てていたのですが
ローラー位置を気持ち高めにすることでアウトリフトを促すことで、スタビ無しでも走行出来るようになりました。

フロントバンパーは左右のバンパーのみカットしてビス止め。

リヤステーもARシャーシFRPリヤワイドステー。

ローラーベースは125o

シャーシ裏はスロープ着地で跳ねた際にコース壁に引っかかり防止として直FRPを取り付け。

タイヤは前後共に白ハード

タイヤ径は、耐久レースサイズの32.4o

ボディは交換を容易にする為にバッテリーホルダーに両面テープ止め。
チームリレーで電池を交換する際に効果があります。
いつもならMAシャーシは電池部分をゴッソリ肉抜きして電池落とししているのですが
このマシンはチームリレーやノーマルオープンを想定して電池交換を優先して、肉抜きしているものの電池位置はノーマルのままで。一応、1oのピンクスポンジを貼って電池固定。
ギヤは今までノーマルのままでしたが、今回からスパーギヤは位置固定。
カウンターギヤも、ギヤシャフトは2o中空ペラシャを切り出して新規制作。

なお、このマシンはマスダンもサスも無い為、新品のアルカリでは速度が出すぎて使い物になりませんが、チームリレーで使い切ったアルカリ電池の僅かな力を引き出して速度を出すのには向いています。

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