耐久用SX-2019Ver.1

2019年7月 第122回えのもと耐久杯 準優勝


2019年に、普段開催している耐久レースをSXシャーシ限定で行う機会があり
その時には、過去に使っていたSXのマシンを流用してレースに参加したのですが…
思っていた以上に結果が出なかったので、一念発起して新車を制作した次第。

フロント
19oプラリンで103.85o

リヤ
上 19oプラリン、下830で
上104.27o、下103.49o

左サイド

右サイド
フロントローラーのスラスト角は左右共に1度。

ボディはだいぶ前に制作した、ネオファルコンのクリアボディ(東方の藤原妹紅仕様)。

重量は93.07gとマスダンパーの影響で重め。

フロントバンパーは、HGカーボンマルチワイドプレートを使用。
ローラー取り付け位置は、ノーマルのままだと前方に寄り過ぎる印象があったので後部に穴を開けて新設しています。

フロントアンダースタビはローラー下に。スロープの登りでは干渉せず、どちらかと言うとジャンプした後の姿勢制御の意味合いが強いです。

以前までは、フロントをシングルローラーにした場合はスタビを立てていたのですが
ローラー位置を気持ち高めにすることでアウトリフトを促すことで、スタビ無しでも走行出来るようになりました。

フロントバンパーは両端のビス付ける部分をカットして、プレートと接着固定。
これで1枚プレートながら強度を確保出来ています。

リヤステーはHG ARシャーシ カーボンリヤワイドステーを使用。
リヤローラーも、やや前寄りに位置変更。

ローラーベースは123o

リヤローラーは当初、上下共にプラリンを使う予定だったのですが
現状のローラーベースだとリヤタイヤに干渉する為、下ローラーを830に変更して解決。
上記の通りローラー幅は上ローラーの方が広いので、普段は下ローラーは当たりません。

リヤのアンダープレートはリヤもローラー幅を広げた為、別の場所からプレートをビス止め。

タイヤはインナーローフリに、フロント黒干しタイヤ、リヤ白ハード
ホイールはSXカーボンで、軸受けはHG丸穴ボールベアリング。

タイヤ径は、耐久レースサイズの32.9o

マスダンパーは5gほどですが
前提灯タイプで取り付け。
可動域はこれくらい。
リフターは使用せず、スロープ着地のみ動くタイプ。
使用してるプレートは、VSシャーシEVO.1に付属していたFRPアンダープレートの
フロントからサイド部分までを使用し、必要最小限に肉抜き。
ボディもプレートにビス止め。

シャーシ

肉抜きよりは、各部分の補強をメインに。

スイッチ部分はビス止め式にして位置調整。
SXシャーシはニッケル水素電池に対応していないので、電池部分を加工。
モーター部分も補強がメイン。
さらに、モーターにはクリアボディの端材を挟み込むことで固定と保温を行ってます。
基本的にモーターは、熱を持つと熱ダレを起こしてトルクが抜けてしまうのですが
ノーマルモーターの場合は、もともと大したトルクが無いため意図的にモーターに熱を持たせて回転数を上げる作戦。

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