レーザーミニ四駆検証


21年8月、コロコロコミック誌上にて新作のミニ四駆漫画が連載
ミニ四駆の方も、新シリーズ「レーザーミニ四駆」登場
そのビジュアルもインパクトある見た目で、SNSを通じて話題となり
12年、ジャパンカップ復活以来のムーブメント。第4次ミニ四駆ブーム到来か。

そんなわけでミニ四駆REV以来の新シリーズ、レーザーミニ四駆第1弾ロードスピリット
検証していきます。

(発売して既に1年経過していますが、発売当時撮影したまま放置していたものになります。
が、そのまま腐らせるのもアレなので改めて検証していきます)

まずは箱。

VZシャーシベースのキットに加えてレーザーパーツも付属している為か
今までのミニ四駆で一番の高さ。
(これは初回生産分のみで、現在流通しているものは右の箱と同じサイズに収まっています)

高さのある箱に対して、ボディはこれまで登場したミニ四駆の中でも上位に入るレベルのシンプルな構造。
その後登場したマシンのデザインを見た感じ、基本部分は同じ形で
周りのパーツをアレンジしてラインナップを増やす印象なので…
当分はレーザーシリーズはこのボディがベースとなって使い回されるものと予想。
(ジャドーシリーズは第2弾のジャドーエースのボディ)

タイヤとホイールは大径サイズ。
一見、新しいディッシュタイプのホイールにしか見えませんが…

軸をよく見ると面取りされている上に
六角の位置がスポークとピッタリ同じ配置に。
これ、これまで登場したホイールでは中空ゴムタイヤ付属のホイールくらいしか採用されていなかったのですが
実は結構精度が高く、小径ホイールとしてはタイヤを変えれば十分使えるホイールで。
最近登場したホイールは概ねこの設計にされていて、実際このホイールも精度が高くなってきた印象を受けます。

カーボン製のホイールの登場が待たれるところ…

レーザーパーツはクリア素材のABS製
漫画ではコレを付けた途端に次元が変わるとのハナシですが
流石に現実は甘くなく。

とは言えミニ四駆を知ったばかりの世代にはインパクトあって良いうえに
普通に走らせても効果があるパーツだと思います。
シャーシはVZシャーシそのままなので省略して素組み。
これならノーマルモーターからチューン系にステップアップしても問題なく走りそうな感じ。
あとは、ここからどうやって今のミニ四駆やってる人と結びつけていけるか。
パーツ的にほぼシャーシに集約している為、ボディは外すと余計にシンプルさが目立つ気がします。
1年経った現在、3車種が発売されて公式大会でもレーザーミニ四駆クラスを施行して盛り上げつつあるようですが
どうしてもコロナ禍で大会が開きづらかった昨今。コロナが開けて大会を開催出来る機会が増えていった際に
どうやってこのレーザーミニ四駆が展開されていくか。期待したいところです。