超大径タイヤ制作法・改訂版


ミニ四駆の走りを路面に伝えるタイヤ。
規定ギリギリ(35o以内)のサイズに加工する超大径タイヤも、既にフラット系マシンの定番となりました。

そこで、改めて超大径タイヤの加工法を、久しぶりに制作した際の覚え書きをもとに書いて行こうと思います。
わりと細かい数値も書いているので、制作の際に参考になれば幸い。
(制作時に撮り忘れたので、画像は適当です)

@ホイールは3セットほど用意。精度を求める場合は、もっと多くても良い。
精度はセットの数により細かく分ける。3セットの場合は高い・普通・悪いの3パターン。

Aタイヤを適当に切る。この時点では5o程度で良い。
この時点で細く切ってしまうと、後々の精度出しがカツカツになる。

Bインナータイヤを削る。ホイールは精度の高い物で。
ノーマルタイヤの場合は30o程度、ローハイトタイヤの場合は28o程度に。

Cタイヤを煮る。まずはタイヤのまま鍋に入れ、ある程度軟化したらダミーホイールに取り付け
再度煮る。その後、冷水(冬は常温でも大丈夫)に漬けて締める。

Dインナータイヤを本番用のホイールに接着。3Gをホイールの根元側に塗って、タイヤをはめる。
この時点でタイヤのブレが気になる場合、少し削って精度を上げる。

Eアウタータイヤを接着。3Gや、ゴム系接着剤などを使う。
ローハイトタイヤをアウターに使う場合、上下の歪みに注意。

Fアウターの内側(裏側?)から切る。インナータイヤと幅を揃えたら3Gで固定。

Gアウターとインナーを切って、タイヤ幅を必要幅に切る。フロント、リヤ共に3o程度。
この時、ワークマシンのモーターが非常に発熱するので注意。必要な幅に切ったら、3Gで固定。

Hバカ  タイヤを削る。基本はダイヤモンドヤスリで。
色付きやシリコンは熱を持つと粘って削れなくなるので、粘ってきたら一旦冷やすか、タイヤサンダーなどで削る。
35oになったら丸くしつつ、34.9oに。紙やすりを荒い順に使い、表面を綺麗にする。
タイヤの接地面が広くて削りにくい場合、粗めの紙やすりで削ると楽に削れる。
接地面を平らにする場合は、削る面が丸くならないように注意する。

Iダミータイヤをはめて根本を瞬着で接着。染み込み過ぎないように注意。
染み込んだら、適当なサイズにカットする。

Jフロントタイヤを干して、グリップが減ったら完成。

だいたい1つ3g以下(4輪合計11g程度)が理想的な軽さです。

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