マグナムセイバーを比較してみた


2010年末に、唐突に発表された「マグナムセイバー・プレミアム」
マシン名を聞いた当時では、またいつもの金型使いまわしキットか…と思っていたのですが
まさかの新シャーシ・スーパー2シャーシの登場となって
タミヤ公認ニッケル水素電池・ネオチャンプと共に注目されたこのマシン。

先行販売分の不具合などのハプニングもありましたが、無事通常販売されたってことで
今回は、過去のマグナムセイバーと比較検証してみました。

とりあえず、さくっと製作。

今回はプレミアムの製作中に気になる部分をメモっていたので、ちょっと書き起こすと

・ホイールの精度、よく位置合わせしないとブレが酷い。特にリヤタイヤ
(しかもブレるホイールほど抜くときシャフトから抜けず、ブレてないホイールほど良く抜ける皮肉)
・金具の位置、2oほど低い。電池落とし前提?
・モーター側の金具、+端子側が若干ずれている。
・素組みの異音はS1より減った印象

ってことでシャーシ比較。
(S1はマグナムセイバースペシャルキットのグラファイABS製)

フロントバンパー
今まで通常装備されていたゴムリング付きローラーから、プラローラーに変更され
ノーマルでも広いローラー幅。

シャーシ裏から

各所で補強され、ノーマルでも頑丈なバンパーになりました。
さらに、バンパー取り付け用のビス穴が各所に追加されているのも大きな特徴。

バッテリー部分はサイドの穴が塞がって剛性が上がった以外、特に大きな変化はないのですが
バッテリーホルダーは大幅に形状変更。

良く見ると「U」の形にもなってます。

リヤはやっぱり、SXリヤFRPステーを始めとする2点止め型のリヤステーが
無加工で取り付けられるようになった事が大きいでしょう。
専用のリヤステーも、プラスチック製ながら結構頑丈です。

タイヤとホイールも、以前のフルカウルタイプの小径タイヤから
ローハイトタイヤと新型のホイールに。

通常キットでローハイトタイヤが入ってるのは個人的に嬉しいところ。

モーターケースも大幅な変更が。
S1はモーターとカウンターギヤが一体化された形でしたが

S2はVSシャーシなどと同じ、モーターカバーとギヤカバーが分けられた形となり
カバーはビスで固定出来るようになりました。
ビスで固定する方法は、以前から色々なシャーシで改造法として使われていますが
ノーマルキットからビス固定出来るシャーシは今回が初だったと思います。

ただ、S2の金具の位置はメモでも書きましたが
若干端子の位置とズレています。
電池落としをすれば改善するのでしょうか…?

見た目は このくらいにして、実際の走りはどうか。

今回は、そのまま走らせてもバンパー幅の広さから、S2が速いのは目に見えてるので
S2の広い側の取り付け穴をカットし、フロントローラーをS2のプラローラーで統一して
ローラー幅を統一させてテスト。

モーターはキット付属のノーマルモーター。
コースは えのもとサーキットの2010年12月の店内コース。

まずはS1 17秒10

続いてS2 17秒ジャスト
コンマ1秒ですがS2に軍配が挙がりましたが、これはモーターと電池の誤差の範囲だと思うので
単純な走りでは殆ど差は無いのかも知れません。もしくはタイヤの差。

ちなみに、S2のノーマル状態(フロントは広い側・リヤローラーあり)では
16秒台でした。

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