サイズ別タイヤパターン


ミニ四駆の足であり、種類も素材も多種多様なのがタイヤ。
2次ブーム以降は、ノーマルのゴムタイヤが速いということから、意外とワンパターンになりがちとなっています。
恐らく傍から見たら、「どれも一緒」に見える事でしょう。
しかし、どのタイヤにも全て意味と使える場所というものが存在します。

ここでは、超大径タイヤを除いた大径タイヤ、小径タイヤの紹介と
使える箇所や、改造法を一通り挙げてみます。

ゴムタイヤの素材については、超大径バリエーションの項目を参照して下さい。
大会などで配布される色タイヤのグリップ力は、黒とシリコンの中間くらいと考えていただければ。

・大径ノーマルタイヤ
レーサーミニ四駆に付属されている、最も一般的なタイヤ。
初登場は88年のアバンテJr.からなので、実に20年以上使われ続けている歴史あるタイヤです。

とりあえず大径マシンの基本はこのタイヤでしょう。
どのコースでも平均的な走りをします。

しかし、時代の流れなのか
タイヤの精度が20年経っても当時のままの為、金型同士で微妙にズレがあります。
それがマシンのブレとなって影響してきます。

そこで改善点としては、ダイヤモンドヤスリなどで軽く削ってタイヤの微妙なサイズのズレを直すか
金型のラインに沿ってカットし、ハーフタイヤとして使う方法があります。
タイヤ全てのサイズを出来る限り同一にする必要がある為、使用する4輪ともに加工が必要です。

・大径バレルタイヤ
マイティミニ四駆から登場した、バレル(樽)型のゴムタイヤ。
ノーマルタイヤと違ってラウンド形状の為に、設置面が少なく路面との抵抗も少なく
登場して以降、現在でも使えるタイヤ。
精度も10年ほど経ってますが悪くは無いです。

改造法は、ノーマルと同じく路面を削って新円加工するのと
両側を斜めに削って、若干の軽量化を施す方法があります。
バレルタイヤの特長である、タイヤ外側の凹み部分を滑らかにすると、それらしく見えます。

・オフセットトレッドタイヤ
タイヤの取り付け向きによってトレッドを変えることで、マシンの走りを変えられるタイヤ。
トレッドが狭い向きに取り付けるのが基本。
トレッドが広がる向きに取り付けると安定性は上がりますが、バランスを崩した際の挙動を直し辛い弱点があります。

精度も高く、そのまま使っても全く問題はありませんが
半分ほどの厚さに切って、残りをスポンジタイヤにする、ハーフタイヤにするのがオススメ改造法。

・小径ゴムタイヤ
フルカウルミニ四駆付属のタイヤと、ナックルブレイカー以降に付属されているナロー小径タイヤがありますが
ここではナローの小径タイヤを紹介。
タイヤ径は25o以下と小さくなりますが、精度も高く小径マシンの基本タイヤです。

このタイヤも凹みがある部分を削ってやると良いでしょう。

・ローハイトタイヤ&ローハイトオフセットタイヤ
かつてはラジ四駆用のロープロファイルタイヤの名称で登場したタイヤ。
タイヤ径は公称26oですが、ホイールのサイズがある分タイヤは薄型になっています。
さらに扁平タイヤなのでグリップ力の高いです。
オフセットタイヤの方は大径と同じ効果があります。

ローハイトオフセットに関しては、特に改造の必要は無し。軽いですしね。
ローハイトタイヤは、グリップ力を減らす意味も込めてハーフタイヤ化が良いでしょうか。

・ラリーブロックタイヤ
かつてダンガンレーサー用に登場したタイヤ。4種類ほどありましたが
ここではギガスピアー付属のラリーブロックタイヤ。
小径用ブロックタイヤの印象が強く、オフロードにしか使いようが無い気もしますが

雨天となったレースでは、この形状が水をはじく 良い働きをしてくれます。
あまり使う機会は無いと思いますが、屋外の大会では持って行って損は無いと思います。

大径タイヤでは、ピンスパイクタイヤが近い効果を発揮しますが
一定以上の雨になると効果が無くなるようです。

・レストンスポンジタイヤ
フルカウルミニ四駆と同じ時期に登場し、現在でもスポンジタイヤの定番となっているタイヤですが
現在の速度域では、その軽さを生かしきれないのが現状です。
ワンウェイホイールに使用するのが、最も一番相性の良い組み合わせではないでしょうか。

オフセットトレッドでも良いのですが、ただでさえ重いホイールに重いタイヤは、あまり良い組み合わせでは無い気がします。

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