YRG型井桁(VS仕様)2008年版


”全国大会”が終了した今も、相変わらずカツカツ改造の代名詞として使われている井桁改造。
当サイトでは、ここ最近のミニ四駆ブームの少し前から取り上げていましたが、いい加減画像的にも技術的にも時代遅れに程があるので…;
2008年度に制作したマシンを使って、最近の製作法を紹介したいと思います。

※注意!
この改造によって、必ず速くなるという保障は一切ありません。
あくまでも制作者のマシン速度・制作技術に委ねられるので、一定速度に達していない方・改造技術に自身の無い方の井桁制作は、当サイトではオススメ致しません。
特にタミヤ公式のレースでは、ほとんど不必要な改造ですので…
初めて作りたいという方は、まずコチラをお読み頂けると幸いです。

必要なパーツ(シャーシの骨組みのみ)

FRPマルチ補強プレート(以下直FRP)4セットくらい
FRPサブプレート
モーターピン2本
ナット、ワッシャー、6oくらいのビスいくつか(直FRP付属のモノで可)

・制作法
@シャーシを軽量化

サイド部分の凸凹を平らにするのは今まで通り。
FRPを貼り付ける部分は、左右並行に貼り付けられるように削るのが理想的

←の箇所は、ターミナルの接点を起こしやすくするために開けています。

Aサイドに渡す直FRPの加工

今まではFRPの端の2つの穴を広げてフロントバンパーとなるFRPを通していましたが
それよりも、2つ目の穴のみを広げてFRPを通した方が強度が高く、ガッチリとFRP同士組むことが出来るようです。
ただ、その分FRPを前寄りに貼り付けることになる為、後ろの部分がシャーシのサイド部分に届かなくなりますので、有り合わせのFRPを加工して延長部分を作って貼り付けます。

Bフロントバンパー制作&貼り付け

バンパーを制作し、仮組みをしてからフロントのバンパー位置を決め、サイドのベアリングを取り付ける部分(半円状になる部分ね)を加工。
その後、位置を慎重に合わせて貼り付けます。
サイドに貼るFRPを左右ズレ無く制作していれば、よほどのことが無い限りバンパーのズレは出ないはずですが、シャーシの歪みは貼り付ける際の瞬着の性質上、どうしても起こってしまう現象です。手馴れた方はズレを計算に入れて貼り付けているらしいのですが、自分の場合はとりあえず貼り付けて、ズレが無いことを確認したら画像のようにタイヤ・ホイールを仮組みし(全て最低限の精度がある物で!)平らな板の上に置き、さらにタイヤの上に重しを乗せて固定。
少々強引な方法ですが、これで一応歪みの問題は解消できます。

Cリヤステー制作

サブプレートを加工。
フロントのFRPと基本は同じです

ステーはFRP4枚を使い、長めに制作します。
こうすることでリヤステーのピンを打つ際、固定に余裕が出来てズレにくくなるようです。

Dリヤステー貼り付け&ピン打ち

フロントと同じ要領で貼り付け。リヤーの場合シャーシに歪みは起きにくいので
適度に固定する程度で大丈夫だと思います。
ピンは打つ位置を決めて1.9oの穴を空け、FRPの下を固定してからボール盤などで
ゆっくりと予定位置まで打ち込む。

ゆっくりしていってね!(AA略

骨組みはこれにて完成。

あとは各部パーツを取り付けて全て完成となりますが、ここでは省略。他のページを参照下さい。
ここまで普通に制作出来る方でしたら、特に説明は必要ないと思います。


ちなみに技術や時間のある方であれば、1日もかからずに作ることも出来るようですが
制作に慣れてない方は、まとめて作ろうとせず数日間で時間をかけて作ることが大切だと思います。あわてず、ゆっくりと、確実に。
画像のマシンの製作日数は、ゆっくり作ってるので約6日ほどかかっています。

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