タイヤ干し器


シャフト一本でタイヤを回し、ステアリングの無いミニ四駆。
コーナーの減速はフロントタイヤのグリップ力を下げて旋回性を増すことで速度の向上を図っています。
かつてはタミヤセメントをタイヤ表面に塗る事でグリップ力を下げる改造がありましたが禁止となり、紫外線によるゴムの材質変化を利用してグリップ力を下げる方法が定番となりました。

最も楽な方法は、直射日光の当たる場所にタイヤを放置し、1ヶ月ほど待つことでタイヤの表面がツルツルになりますが、あまりにも時間がかかりすぎるので、なるべく早めに出来ないものかと考え出されたのがタイヤ干し器です。

古くはROMのデータを消す「ROMイレーサー」を使うことで手っ取り早く干す事が出来たようですが
そこそこ高価な物なので…なるべくお手軽に作ろうと、ホームセンターで楽に入手出来るもので作成しました。

ケースは100円ショップで売っていた適当なサイズのケース。
中心にブラックライトを取り付け、日焼けサロンよろしく紫外線を当てることでタイヤを干します。
ブラックライトはドンキホーテで2000円くらい。

単3電池4本でライトが付くタイプの物を使っていますが、電池の消耗が予想以上に早く
交換が面倒だったので、ACアダプタで6Vの電源を取れるように接続プラグを付けています。
コレは秋葉原の某電気パーツ屋にて購入。
中身はこんな感じ。
光が漏れないように、アルミホイルを両面テープや黒いビニールテープで全面に貼り付け。
タイヤはそのまま置いて干しても良いのですが、どうしても片面だけに光が当たり偏りが出来てしまうので
設置面にまんべんなく光を当てられるように冶具を使っています。
タミヤの工作セットを使い、ゆっくりと回しています。

電源はコチラ。
ダンガンのタイプ2シャーシを加工して、必要最小限のバッテリーケースに。

モーターのブレークインにも使っています。

使ってるときは、ケースを閉じてますがモーター音が五月蝿いので
適当な布を被せて少しでも静かに。

1週間ほど干せば完成です。

 

なお、医療にも使われる殺菌灯を使って干す方法もありますが
モノによっては光を直視するだけで失明の危険もある非常にデンジャーな代物なのでオススメしません。
…確かに短期間で干す事が出来るらしいのですが。

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