ベアリングの脱脂・オイル注し


ベアリングは、出荷時にはあらかじめグリスが注入されており、通常ではしばらく使用しないとなかなか馴染まず、回転も鈍いものです。そこで脱脂をすることで、回転を滑らかにし、性能アップを図ります。
さらにオイルを注すことで長持ちさせます。

注意:この脱脂方法は2004年当時に行われた方法なので、現在生産されているベアリングでは効果が薄い可能性があります。

まず、表面の青いフィルム部分(9mm等は金属部分)を、カッターで丁寧に剥がします。
※慌てるとカッターの刃の先端が折れるので注意!

剥がすと、写真のとおりになります。(730の場合)
片方だけで良いでしょう。
※フィルム部分は後々で使用するので捨てないように注意!

次に脱脂用のオイルの準備です。
普段は100円ショップで販売しているライターオイルを使用していますが、井桁マシンに使うベアリング等には
ジッポオイル+αを使用しています。

ちなみにベアリングのオイルを抜く場合には、灯油が一番良いらしいですが
特にこだわりの無ければ100円のライターオイルかジッポオイルで大丈夫だと思います。

オイルを空のビンに入れ、そこの中にベアリングを入れ蓋をし、1分間くらいシェイクします。
終わったらベアリングを取り出して綺麗な布等で軽く油分をふき取ります。
ワークマシンなどで軽く回して油分を飛ばすのも良いでしょう。
後はフィルム部分を取り付けて完成です。

※実は830などで使われているフィルム部分は剥がさなくても脱脂は出来ます。
ですが、フィルム部分はオイルで溶けてしまう素材なので長時間漬け込むのは控えた方が良いでしょう。

次にオイル注しについて。
これはベアリングを長期保存・長時間使用する際の処置なので、普段レースで使うベアリングでは特にやる必要は無いと思いますが、必要以上にベアリング内のグリスを抜いてしまった場合は必要な処置でしょう。
通常は特にオイル注しの必要は無いです。

自分は鉄道模型で有名なKATO社の、「ユニクリーンオイル」を使用します。
鉄道模型を取り扱っている模型店等、えのもとサーキットでも売っています。

このオイルをベアルング部分に注します。
多く注すと脱脂した意味がなくなるので、少量で構いません。

 

最後に保存方法ですが
理想はやはりオイルにベアリングを入れる方法でしょうか。
空気による酸化を防ぐので、ベアリングの長期保存が出来ると思います。
ただし先述の通り、フィルムを使っているベアリングは溶ける可能性もあるのでその辺は要注意。

なお、自分は特にオイルに入れる事はしていないのですが
一応酸化防止の為に、薬などに入っている乾燥剤をパーツケースに入れています。
これだけでも結構長期的にベアリングを長持ちさせる事が出来ます。

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