ミニ四駆ジャパンカップ2022東京大会2Din品川シーサイドフォレストレポ

 前回の公式大会に参加したのが、2020年のニューイヤーGP。
 あれから新型(武漢発症の)コロナウイルスの世界的大流行の影響で、2年以上公式大会には参加出来ず
 2020年のジャパンカップはおろか、2021年も結局数少ない、開催が出来た地区の選手によるチャンピオン戦となってしまい
 今年も感染者が過去最高レベルで増えていた事もあって、参加出来るのか怪しいところでしたが
 各種イベントそのものが感染対策を行った上で復活していたこともあって、9月に開催される東京大会2Dにて久しぶりに参加することを決意。

 今年の6月には約4年ほど振り回された利用していたタミヤパスポートが廃止され、WEBページで個人情報を記入し、当選したら当日会場にてQRコードを掲示して
 身分証を掲示する形にエントリー方法が変更される。
 今回もえのもと勢が参加される土曜日にエントリーし、無事当選のメールを受け取る。

前日には久しぶりに、えのもとにて練習走行。
マシンは2年前に完成していたものの、コロナ禍で投入出来る機会が全く無かった公式大会用をシェイクダウンついでに
コース対策として、前後ブレーキをバンクで擦らない位置決めしつつ、テスト走行をしつつ。

帰宅後、メンテして形にしたのが←のマシン。
今年になってローラーの規定が厳しくなったので、間違いなく指摘されると思うフロントローラーを
黒アルマイト仕様からノーマルのWAに変更。

受付時間は今までのように並ぶ形から、密を避けるためか細かく細分化され
自分は一番遅い時間帯に割り振られたこともあって、ゆっくり家で作業出来そうと判断
前日は3時に寝て11時には起きるつもりでしたが、何故か風呂場が壊れる夢を見て10時前に目が覚める。
この手の夢って自分の場合、過去に住んでいたアパートやマンションが舞台であることが多いのですが
今回は今住んでるアパートだったこともあって、慌てて風呂場を見に行く程度にはリアルな夢でした
(幸い壊れていたのは夢のハナシでしたが)
ともあれ予定より早めに起きたものの、大会の準備は予定通り行い
13時には出発。電車の乗り換えが思いのほか混雑していたこともあり
会場に到着したのは受付開始3分前。

久しぶりの品川シーサイド
左下、選挙なのか「挑戦者」と書いたノボリを立てた候補者が演説してました。
(後に調べたら品川区長選のようで)
2年半経って、パッと見は代わりありませんでしたが
テナントは以前までは居酒屋だった場所がコンビニに変わってる辺り
コロナ禍の影響はあったんだろうなぁと実感。
過去に何度もお世話になっていたPRONTOも閉店してて寂しい気分に…

大会当日、台風14号が接近していて雨天が心配されましたが、この日は幸いにも影響無し。
とはいえ最近はすっかり定着しつつある屋根下のコース配置。

今年のジャパンカップのコース『DXローリングサーキット2022』
以前までは車検で使用コースが分岐され、オープンの場合は空いてるコースを割り振る形でしたが
いつの間にか受付時に使用するコースがL側とR側と割り振られる形に。

コチラはR側

コチラはL側

販売コーナーは、特に目立った限定商品は無し。

 参加者は、公式発表で420名。
 先述の通りコロナ以降、大会申込みで使っていたタミヤパスポートは役目を終え、ネットでの本名・住民票で記載されている住所を入力しての申込み方式に変わり
 さらに受付時間をようやく時間帯で割り振って、密になる時間を極力減らす努力がなされ参加者がだいぶ落ち着いた印象。
 (実際自分が会場に着いた頃には、もうレース終わったのかと思ってしまうくらいに閑散としてた)

 受付前にマシンの準備。と言っても電池を入れるのみで、受付時間的に残り参加者も僅かなタイミングなので、すぐにレース参加

コロナ禍で登場した新スタートスロープ
もともと今までのスタートスロープは、ジュニアクラス世代がスタートさせる前提の設計で
大人の選手が出られる時代に合っていないものでしたが
これで参加者が密になってスタートするリスクは避けられるので
コロナが去った後も、このまま使い続けて欲しいところ。

・オープンクラス1次予選(Rコース2レーン)
まずは完走して欲しいとアケポンのハイパーPROに家で事前充電したネオチャンプでアタック
速度の速いマシンが1台いたが、早々にデジドラやスロープでCOしていく中
3周もすると自分のマシンだけの単独走行に。
事前練習のおかげで要所でブレーキが効いて無事完走。

1次予選を突破すると、以前はエントリーシールを交換する方式でしたが
コロナ以降、待機スペースにマシンを用意し、ゼッケンシールをレーンに合わせて貼り替え。
5台が揃った時点で2次予選に入り、勝った選手が準決勝進出という方式に変更されていました。

実はこれ、PROで公式大会が復活する以前の公式大会で使われていた方式で
(2次予選進出者は椅子に座り、シールを貼り替えて5人揃ったら2次予選)

過去のレース進行方向に戻っただけなのでした。

・オープンクラス2次予選(Rコース2レーン)
自分が勝ってから2次予選の待機をしていたものの、それ以降1次予選に並ぶ選手が一向に現れず
結局二人での2次予選に。
すると相手のマシンがスタート直後のバンクチェンジャーで登れずにストップしてしまい、以降はまたも単走で無事完走。
3年前のスプリングGP以来の準決勝進出。
以前は薄紙でしたが、エントリーシールに決勝進出のシールを貼る方式に。
レース後に景品と注意書きを受け取る。

・オープンクラス準決勝(Rコース3レーン)
レース後間もなく準決勝ということで、電池のみ交換して参加者の中に合流。
参加者が420名と少ないこともあって、準決勝進出者は15名。
以前までの並んだ順番でレースではなく、準決勝進出した順番でくじを引き、くじに書かれた番号順でレースをする方式。
自分は当然最後だったので、残った1枚に書かれた12番からレース参加。
15名ということで、各レース3名ずつの進行。
一応手持ちで一番のネオチャンプに交換したものの、1台速いマシンが抜き出て
あー、今回もここまでかなと思っていたところ。
2周目辺りで先頭がデジドラでCO、後ろを走っていたもう片方のマシンもCOし
なんと三度単独走行に。今回も無事完走し、実に2008年ニューイヤーGP以来の準決勝勝利&優勝決定戦!
・オープンクラス優勝決定戦(Rコース3レーン)
決勝進出者は1レースが全車COだったこともあって、4名での決勝戦。
電池はジャパンカップ専用のアルカリ電池に交換し、選手各自の車検を経てレース開始。
速度的にも自分のマシンでは、優勝出来るとしたら4度目の自分以外全車COを期待するしかないので
なんとか表彰台に上がれるよう、3位には入りたいと願いつつスタート。
すると思惑通り、2台が抜きん出て早かったものの、自分のマシンは3位を確保出来るペースで走行。
無事そのまま完走し、3位は確保出来たと思っていたら、2位に自分の名前が呼ばれ困惑。
後に知った事ですが、どうやら先頭争いしていた2台のうち1台がデジドラでCOし、自分が2位で完走していた模様。

まさかまさかの2着じゃん!

 感想
 2年前のニューイヤーGP以来の公式大会参加で、予定としては今回のコースを完走出来れば十分だったのですが
 あれよあれよと準優勝という、出来すぎな結果を出すことが出来ました。
 正直、もう公式大会では準決勝以上は勝てる事は無いのかなとも思っていましたが、14年我慢したかいがありました。
 マシンの方も、ほぼシェイクダウンしたばかりで走り込みも甘いもので、恐らく受付時間が早い時間だったら1次予選で速度負けして終わりな展開だったと思います。
 とはいえ、ホント久しぶりに決勝戦まで走ることが出来て、実は欲しかったジャパンカップ専用アルカリ電池も頂けて満足な大会でした。
 今後は相手のCOではなく、実力で勝ち抜いて決勝戦まで進出したいものです。

 最後に、決勝戦までお付き合い頂いたえのもと常連の皆様
 レース後にお祝いの言葉を下さった皆様
 ありがとうございました!

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