ミニ四駆ジャパンカップ2018東京大会1in品川シーサイドフォレストレポ

 昨年は、まさかの雨天により走行会に終わってしまったジャパンカップ開幕戦・東京大会1
 今年も毎年恒例の6月中旬に開催となったのですが、昨年との違いは、東京大会は全て土日開催となった事で土曜日が開幕戦に(とはいえ開幕セレモニーや始走式は例年通り日曜日に行われましたが)。
 昨年は8月からの東京大会から行われた土日開催を、今回の東京大会では全て行われる形となり、参加者の分散と必要以上に高かった抽選率の低下が図られる事となりました

 今回も開幕戦は、えのもと常連勢の方々と一緒に参加することとなっていたので、日曜日の方に応募。
 グループIDが当初5名だったのが3名に減って、遂に1名のみとなってしまい実質上使えなかった事もあって、みんな受かって自分だけ落ちたらどうしよう…と不安でしたが、幸いにも参加するメンバー全員が当選。

 と、言うわけでジャパンカップ2018の開幕戦、東京大会1に参加してきました。

毎年、マシンはジャパンカップまでに使っていた公式マシンのセットをコースに合わせて参加していましたが
今年は一念発起。
コースも富士通クライマックスロード以外にスロープセクションは無く、ロッキングストレートも先んじて試験走行していた方々の映像を参考にして
シャーシは、両軸モーターの特性上、どうしてもDBセクションでのジャンプ時にロールしてしまうMSやMAではなく、片軸モーターのシャーシを。
それも、過去に制作してえのもとの月例レースなどで使っていたS2のフレキシブルシャーシを投入してみることに。
(本当は長年使っていたS2フレキのシャーシが限界だったので、新しく制作しようと準備していたものの、時間がなくて放置気味だった物をジャパンカップを口実に引っ張り出したんですが)

シャーシ自体は前の物に耐久性を考慮して、ポリカ白シャーシにサイドプレートは直カーボン。
バンパーは前後ともMSフレキで使っていたカーボンスラダンの両端をカットし、ローラーゴムを使った可変ローラーに。

そんな感じで、今回も榎本さんの御厚意で行われた走行会の直前に完成したマシンがコチラ。
最初は前後共にプラリンでも十分ロッキングストレートに対応出来るものと思っていました。
ボディはS2フレキで使い続けていた初音ミクカラーのサンダーショットMk.2。

ところが走らせてみると、ロッキングで目に見えて減速するわ、走り込んでいるとプラスチック製の押さえ部分が衝撃に耐えられず割れるわで散々な結果に。
そこでフロントローラー部分をWAに変更し、それに合わせてバンパーも作り直し。
ついでにアンダープレートも追加して、モヒカンストレート対策も行ってみる。

すると、確かにローラーを変えたことでプラリンの時ほどの減速はしなくなったものの、アンダープレートがロッキングの出っ張りに当たってるわ
今回も走り込んだらプラスチック製のパーツは同じ形に割れているわ…;
そこで、アンダープレートは外して、プラスチック製の押さえの上にもカーボンスラダンのカットしたパーツを取り付け補強することで、衝撃に耐えられるものに。

これでどうだと最終テストを行い、スラダンが割れる不具合も補強の効果で無くなり、ようやく納得行くセットになったので
ローラーを本番用のローラーに交換。
開幕戦は、ひとまずこのセットで行ってみることに。


 大会前日に、大雨の降る中えのもとに行って最終テスト。
 テストの前に、散々走ったことで切らしてしまったゴムリングを買うつもりでしたが、お店にある在庫を先に来ていたらしい公式勢に片っ端から買い占められたらしく…
 
 えのもと史上初の、ローラー用ゴムリングが全て品切れ状態という異常事態。
 
 幸いにも、ちょうど同じく前日練習に来ていたアキュラさんからゴムリングを分けて頂いたことで事なきを得ましたが、
 誰だよ買い占めとか身勝手をやらかした連中は…自分らだけ良ければ良いのかよ(-_-メ)

 そんな感じで最終テストを行い、パーツ交換を行って2時過ぎに就寝。

6時に起床。
いつもであれば10時に間に合う程度の時間に出発するのですが、今回はアキュラさんの車で会場まで乗せて頂く事になったので
7時前に出発し、アキュラさんと合流。
道中で共に参加するハマーさん、コオリヤマさんと合流して品川に到着。

時間的に既に開会式は終わっていて1次予選が開始している時間だったので、先に来ていたアカモトさんがピットスペースを確保して頂いていたので
合流し、改めて受付に。

今回はようやく、今までの広場での展開を改めて(天候的に怪しいのもありますが)初めから雨天時の配置となりコースは2面設置に。
おかげでレース中に何度かパラっと雨が降っていたものの問題なくレースは進行していました。

受付は9時半の時点でこの通り。
昨年は同じ時間で長蛇の列だったのが嘘みたい。

今回のエントリーシールは1228番でした。

販売コーナーも雨天時の配置に。

広場も今回は天気が怪しかったこともあって閑散とした様子。
ほとんどの選手が外周の通路にピットを構えていました。

フリーサーキットは今回も3レーン。
凸型のコースとベアリングを慣らすのに良さそうな円形コース。

まあ、子供たちが走らせる場所で延々とベアリングを慣らすために走らせてるような人は見られませんでしたが…

そんな感じでサーキットの観察。

今年のコース『クラシックサーキット2018』
最初に開催されたジャパンカップ1988のコース『ウルトラグレートダッシュサーキット』とコーナー数こそ同じものの
平坦だったコースにアップダウンや新要素を加えたサーキット。

最初の関門は、99年のジャパンカップ以来の復活となった「ロッキングストレート」
発表された当時は99年のマシンのようにローラー幅を狭くすれば問題ないんじゃと思っていましたが
ダッシュモーターが解禁され、速度域も当時より大幅に上がった現在では、そう簡単には攻略出来そうもないことがテスト走行していくうちに判明し
さらに、あまりの衝撃にマシンはおろかコースさえも壁が破壊される自体になることになろうとは…
せめて98年時のような、ダンボール素材を使ったロッキングストレートなら衝撃も少なかったでしょうに;

そこを抜けると、さらに速度を落とすかのようにデジタルコーナー。
速度が出せるレイアウトですが、ここではトルクが要求されます

さらに5コースからバンクを越えながらレーンチェンジする「ボルテックスチェンジャー」を抜けたマシンは
全速力で最内のデジタルコーナーをクリアせねばならず、
しかもよく見ると、チェンジャー出口は遠目で見ても分かるくらいに段差があるせいで、右ローラーのセットが甘いマシンは
ロッキングストレートを攻略出来ても、ここで吹っ飛ぶ姿が見られました。

以降、コーナーとバンクの速度が出るセクションを抜けると
最後にして最大の難所『富士通クライマックスロード』
30度バンクを抜けてすぐにバンプ(DB)、1枚ストレートを渡ると強化されて復活した「モヒカンストレート2018」が。

2レーンと4レーンのみのモヒカンなのですが、2レーンは芝が乗ったモヒカン
さらに4レーンはモヒカンが意図的に斜めに設置されるという、ロコツなMSフレキ殺しといったセクションになり
最後までトップだったマシンが、最後の最後でモヒカンの餌食になる姿も…

いずれにしても、こことロッキングストレートをいかに速度を維持しつつ攻略出来るかが鍵となりました。

そんなわけでピットを囲んで写真撮影。
こういうの撮ったのって何年振りだろう;

レースはアカモトさんのみ午前参加だったので、午後まではマシンのセットをいじったり
昼は久しぶりにバーガーキングのワッパーを食いつつ。
そんな感じで午後の1次予選。
・オープン部門一次予選(Bコース・4レーン)
まずは当日慣らしていたハイパー3にチョイ速ギヤ、ネオチャンプでアタック
すると速度はイメージ通り。問題にしていたモヒカンストレートも何とかクリアし1台と競っている模様。
しかし速度は自分に分があるようで、一定の距離を保ちつつ無事ゴール。
走行後のチェッカー速度は32キロ

開幕戦で縁起良いスタートを切れました。

 ・オープン部門二次予選(Aコース・1レーン)
 カンチャンさんの測ってくれていたタイムは30秒半ば。今回は1次予選で運良く勝てたものの、2次以降は30秒切らないと厳しい模様。
 実際、最初はハイパー3のままで行くつもりでしたが、2次予選が始まると目に見えて速度域が急上昇。これは今のセットじゃ勝ち目ないぞ。
 そこで慌ててピットに戻って、モーターを慣らし始めのスプリントダッシュに交換してアタック。
 すると、速度は先程より上がったものの、その分ロッキングストレートの当たりが強いのか大きく減速している印象。
 それでも難所はクリアしているので前を走ってるマシンが飛べば…と期待したものの、結局差をつけられたまま完走したものの速度負け…orz
 走行後のチェッカー速度は36キロに上がったものの、トルクが足りないスプリントでは厳しかったか;

 他、えのもと常連勢はアカモトさん、カンチャンさんが1次予選突破まででした。
 レース後はアカモトさんも含めて高尾に移動し、えのもととサイゼリアで反省会でしたとさ。

 なお、今年の開幕戦の参加者は2107名。
 2日開催で2面設置という状況としては、ちょうどいい人数なんでしょうか…?

 感想
 去年が雨のせいで走行会だったので、無事走れて何よりでした。もし、来年以降もジャパンカップ開幕戦あるならば是非今回のような雨前提の配置で開催して欲しいところです。
 まだ開幕戦なので、開催中には少しでも上に行けるようベストを尽くしたいものです。
 それと、アキュラさん車での移動ありがとう&お疲れ様でした。
 やっぱり常連勢とピットを囲んで公式大会に出るのは楽しいものですね。久しぶりに実感。

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