ミニ四駆ジャパンカップ2015東京大会3in全日本模型ホビーショーレポ

 完走は出来たものの、結局無駄足だった掛川大会から3週間後。
 今年も全日本模型ホビーショー の会場にて、東京大会3が開催されました。

初開催が予定されていた2013年は台風上陸と被った事もある
ジャパンカップで唯一の、雨天の場合開催が中止されるビッグサイトでの大会 なのですが…
今年もどうやら天候が芳しくないようで、大会直前になっても予報は雨の状態。

そこでタミヤ公式のページでも、前日に設営出来た場合と出来なかった場合を想定して、事前に開催に関する情報が公開され

前日設営出来た場合では、
当日晴れ→通常通りの開催  当日雨→レース進行状況によって判断
逆に、前日設営出来なかった場合は、
当日晴れ→当日設営を行い、チャンピオンズとシード権を持ってる選手に限り予選を行い決勝を行う 当日雨→中止

という、シード権をここまで取っておいた選手にとっては朗報、逆に一般参加者には非難の声があがったものの
いざ前日になると天候は若干回復し、設営も予定通り行われ
シード権の選手有利な状況は杞憂に終わる。

今回は大会前日に練習には行かず、開幕戦から少しずつ制作していて最終戦までには形にするつもりで準備していたマシンを
最終戦を前に完成させ、東京大会3で前もって投入させることに。

←で、完成させたのがコチラ。ボディはアニメ『ガールズ&パンツァー』に登場するバレー部をイメージ。
久しぶりのアニメ・ゲーム仕様のボディ。
マシンの詳細は後日に。

前日は今回も5時頃に起床し、6時頃に出発。
自転車で駅まで向かうつもりだったのですが、生憎雨がパラパラと降っていたため 歩いて最寄り駅まで移動して会場の東京ビッグサイトへ。
りんかい線で降りると、今年も同じ会場で開催される『ツーリズムEXPO』の参加者だけでなく、同人誌即売会に参加されると思しき腐女子の方々も。

今年もホビーショー内イベントとしてのジャパンカップ。
会場はホビーショーの外ですが。

そんなわけで、会場の横の道を参加者の人の流れに乗って移動すると

今回も長い長い行列が。

天気は当日早朝に降ったこともあってか、地面が濡れてる状態の中で
列に並んでる最中にもパラパラと小降りの雨が。
それでも強く降ることは無かったので、列に並んでいる間に小説を読みつつ。
1時間半並んで、ようやくエントリーシールを受け取る。

今回の番号は2651番でした。

エントリーが済んだ時には既にレースも開始していたので
コースの周りは参加者の山。
事前に車検を受けられるマシンチェックコーナーにも長蛇の列。

そしてピットスペースは既に足の踏み場もない状態。
さらに屋外のレースということもあって、簡易テントやイベントテントがいくつも立ち並ぶ。

…ここってどこかのキャンプ地でしたっけ?;
確かに今回の場合、テント使用は風に注意すれば使用して大丈夫な会場でしたが
だからといって、ドデカいイベントテントで堂々と場所を仕切ってるのは、どうなのよ…?
イベントページの【ご注意】って項目を読んでいるんでしょうか?

こちらは参加者のテントでもタミヤのテントでもなく、コロコロアニキの出張販売。 

なんと、コロコロアニキでネット販売されていたスペシャルパーツセットが会場でも販売されることに。
ネットで買おうかと思ってて、すっかり忘れていた身には有り難い!
1500円以上購入で限定ステッカーも付くとの事だったので、思わず2セット購入。
(まあ、販売数10000セットと聞いて絶対売り切れないで残るだろうなとは思ってましたが…)

販売コーナーは、今回も番号順に呼ばれての販売だったので
一通り番号が呼ばれて余裕が出来た時間にゆっくりと購入できました。
ステッカーも、流石に数に余裕が出来たのか今回も無事確保。

オープンコースは今回も、いつもの5レーンと3レーンのジャパンカップジュニアサーキット。

エントリーを済ませてコロニキセットを確保すると、腰が悲鳴を上げていたので一旦休憩し
午前中のうちにホビーショーに。
今回はジャパンカップの参加者向けに割引券が配布されていたので、ちょっと安くチケットを購入して入場。

まず注目を集めていたのはコトブキヤのコレ。スター・ウォーズのストーム・トルーパーたくさん。

一度はこういうの再現してみたくなるんですけど、家だと如何せん場所が無いんだよなぁ;

でも個人的に目につくのはやっぱりガルパン関係。
特に今回は、劇場版が近いということもあって、各メーカーで新商品の展示が。

まずは入り口すぐの場所に配置されていたプラッツ。 

あんこうチームの1/35サイズのフィギュアセット。今回は第2話で登場した体操着仕様。
戦車模型に合わせる意味でも欲しいアイテムなのですが…
塗装が苦手な身には、1体ずつで良いので塗装済みで販売して欲しいところです。

ガルパン全戦車キット化プロジェクトとして9月に発売された、
M3中戦車リー・ウサギさんチーム仕様と
KV2プラウダ校仕様に
CV33カルロベローチェ・アンツィオ校仕様。
M3とKVはタミヤ製キットがベースということもあって値段もお手頃価格。

劇場版間近ということもあって、コーナーの一角には劇場版の予告映像も。
こちらはセメダインのブース。
接着剤とガルパンのコラボということで、接着剤のパッケージにガルパンキャラが印刷されたのですが
消耗品だと使うの勿体無いんだよなぁ…
ピットロードでは
全国大会1回戦で、対戦相手のサンダース大学付属高校のアリサが独断で盗聴の際に使用した阻塞気球が。
ここでも劇場版の予告映像が。
中でも一番気合入った展示だったのが、我が地元の模型メーカー・ファインモールドのブース。
実車展示として九五式軽戦車[ハ号]がブースの真ん中に鎮座。
既にオンライン戦車ゲームとしてお馴染みの『World of Tanks(以下WOT)』のイベントで展示されていたのですが、 自分にとっては初お目見え。
軽戦車とはいえ、実際に見ると大きく見えるものです。

そんな感じで日本の戦車模型のラインナップに定評のあるファインモールドということもあって、
劇場版に登場する知波単学園の戦車が3種同時にラインナップ。
デカールには、まだ名前すら判明していないモブキャラのデカールまで付属。

…これは知波単学園の戦車が、劇場版で存分に活躍するものと思って良いのでしょうか?

さらに、『WOT』とのコラボモデルとして
幻の超重戦車[オイ]も発表されていました

コラボモデルということもあって、キットに招待コードとボーナスコードも封入。

ブースには[オイ]車の実際の資料も。
日本では重戦車すらまともに出来なかったというのに、その3倍もの重量の戦車を作ろうと真面目に計画していた辺り
色々な意味で貴重な資料 だと思います。よく今まで残っていたものです;
艦船で言えば50万トン戦艦、爆撃機で言えば富嶽レベル?

コラボモデルは他にも3種販売され、それぞれに招待コードとボーナスコードが付属。
ゲームをやってる人にも模型を作ってる人にも、お互いに興味を持つ良いキッカケになるキットだと思いますが

肝心の、キットの戦車のボーナスコードは付いてないのかしら…?
見た感じ、ゲームに登場する初期の戦車とある程度進めると手に入る他国の戦車は入手出来るみたいですが
せっかく日本の戦車が実装されたんですし勿体無い気がするんだけどなぁ…

場所は変わってコチラはアオシマブース。
前回に増して艦これ推しです。
いつものウォーターラインの艦これ仕様には、あきつ丸に加えて夏イベで登場して間もない速吸も発表され
1/7フィギュアには秋月や金剛改二、赤城の他にも秋津洲の発表も。
良く出来てて、欲しいとは思うんですけど…ウチには置く場所が無い;
(資料も兼ねて買っているfigmaでさえも、箱に入れたまま積んでる状態)

いつの間にか随分とラインナップが充実したラバーキーホルダー

去年の観艦式予行で限定発売された、明石のラバーキーホルダーの通常販売マダー?

ウォーターラインシリーズは、前回のように広げての展示ではなく
壁掛け展示に。
家で飾るにはピッタリだと思うのですが、やはりウォーターラインは広げて展示したほうが見栄えする印象。
さらにアオシマでは新商品として、マクラーレンMP4/2も。
ゴチャゴチャしたリヤウイングが時代を感じさせます。
ちょうど自分の生まれた年に活躍していたマシンなので、他の時代のマシンよりも親近感を感じる不思議。

1/43のダイキャストモデルでお馴染みのEBBROでは、今年の最新マシンであるマクラーレンMP4/30が早くもキット化。
実車の方は今年は残念な結果に終わりそうですが、来年は頑張って欲しいところ。

実車展示はマツダの新型ロードスターに
映画『さらば あぶない刑事』で登場するという日産GT-Rも。
ジャンク市は今年も一応見に行ったのですが、案の定欲しい物は見つからず。

 なお、今年の東京大会3の参加者は定員3800名のところ、今回も10時半には4000名の参加者がエントリー。
今回も受付は4000名で締め切られ、最終的には4051名に。

 コース3面で3000人を捌くのがギリギリだった去年よりも増えている現状。さすがにもう関東でオープン部門のレースは限界なんじゃ…

で。タミヤのブースですが
去年は時間的に混雑していて午後になるまで見る余裕は無かったのですが
今年は午前中の早い時間に行ったおかげか、まだ見る余裕があったので早いうちにチェック。

絶賛開催中のジャパンカップ各会場の動員数の推移。
2012年からの統計で、今年は昨年を大幅に上回るペースでの参加者が集まっていることが一目瞭然。
特に関東での大会の増え方が目に見えてヤバいです。

(唯一参加者が減った熊本大会は、去年まで福岡での大会の参加者と比較しているので実質初開催)

今年もミニ四駆の書籍が発売決定と。

この手の書籍。自分も何かしら関わりたいと思っているのですが
以前に雑誌の特集ページに画像を提供した以外には、全くお声がかかっていない現状。

…どなたか、ミニ四駆関連の書籍でお仕事ありません?
文章も漫画も何でもやりますよ?
最近、レースではロクに結果が出ていないですが、知識と情報量にはそれなりの自信ありますよ?(切実

気を取り直して新製品。

エンペラーシリーズ以来の、四駆郎関係のプレミアム。
キャノンボールはPRO化されていなかったので、スペシャルキットを除くと久しぶりの登場。

これは、他の3台もプレミアム化を期待しても良いのでしょうか? 

10月発売、ミニ四駆PROシリーズの新製品スパークルージュ。
ランチア・ストラトスっぽいボディ形状で個人的には良い と思ったのですが
世間の意見は微妙の一言。

さーて、実際に格好いい改造マシンが登場して手のひらを返してくる人は、どれくらい現れるでしょうかねぇ?

コチラは既に発売していますが、フルカウルミニ四駆の新製品グレートブラストソニック。
ブリッツァーソニックが登場しない、ある意味パラレルワールド的な世界観のマシン
結構カッコいいデザインなんですが…
どうしても先に発売されたシューティングプラウドスターの印象が強いためか
影の薄い印象になってしまってる感じが残念なところ。

せめてオータムGPの先行販売くらいに合わせて販売すれば、もうちょっと注目されたのでは…
(もちろんレツゴーファンには大いに注目されているみたいですが)

アスチュートJr.のクリアボディが、ポリカ素材で復活!
一応、通常販売のナンバリング商品ですが
クリアボディ関係は、販売されてても気づけば生産停止になってるイメージが強いので
あるうちに早めの確保をオススメします。

ブレーキに使われるスポンジに、厚さが3種類に増えての登場。
今まではスポンジは1種類の厚さだったので、自分で切って作る必要がありましたが
どうしても厚さに差が出来てしまうことがありました。
その辺の作業が楽になるので、これは有り難いパーツ。

…そして早いうちに青色も登場待ってます。

通常販売から2度の再販を経て
気づけば値段が1.6倍に上がっていたでお馴染みのスタイリングメッシュの白が再販。

マルチテープは黒以来の新色。

ミニ四駆では無いですが気になった新商品。

今まで瞬着がくっつきにくかったことでお馴染みの、PP・PE・POM素材に塗ることで
瞬着が使えるようになるプライマーが登場。

某履帯氏が作っていそうなミニ四駆パーツでの使用例(キリッ

 一通りホビーショーの展示物を見終えてから
 昼飯は色々歩きまわったものの、併催イベントの客が多いためか、どの店も混雑している模様。
 結局りんかい線の駅にある蕎麦屋でヒレカツ丼セット。

 午後になってレース会場に戻る。
 ピットは周りを見た感じ、知り合いのピットが見当たらなかったので、開いてる場所に荷物をおいてピットを構える。もうずっと人大杉;

午前中は雨の影響で、コースも湿っている状態でしたが
午後には気温も上がってコース路面は十分ドライコンディションに。

まずはAコース

コースの内側に継ぎ目が出ていた為か、内側に沿って走っていたマシンは
プラウドで弾かれていた印象。
コース外側に沿って走っていれば問題無さそう。

と、最初は思っていました。

Bコース

プラウド着地部分に人が密集していた為、近くでの観察が出来ず…

とは言え、こちらのコースは継ぎ目の影響は少なそうな印象。
ジュニア・ファミリークラスで使われたCコース

継ぎ目は問題無さそうでしたが、コースの外側に沿って走ってるマシンが多かった印象。

 

余談ですが、レースを観戦している際に後ろから「YRGだ…」などと声を耳にする。
誰かと思い移動ついでにチラっと後ろを見ると、某古参のチャンピオンズ氏が、知人とニヤニヤしながらコチラをチラ見しながら談笑している姿。
こちらも一応知っている人物ですが、大会でもお互いに挨拶したこと無いですし、あくまでも知ってるだけ程度。

言いたいことがあるなら呼べば良いのに鬱陶しい。
以前から品川の会場で、コースの間を平然と入り込んでレース観戦してる神経といい、この人って相変わらずだわと再認識。

・オープン部門一次予選(Aコース・2レーン)
 今回は予定通り、新車を投入することに。
 モーターは過去に何度かテスト走行した感じ、ハイパーダッシュ3でも問題なさそうだった(と言うか、コレでないと勝負にならない)ので、
 以前スプリングGPで使用してトルクスッカスカだったハイパー3を投入。少ないトルクは4.2:1ギヤとネオチャンプで補う形に。
 ブレーキはコースの左側に沿わせるために、左側にワッシャーを1枚増やして取り付けてアタック
 速度は満足行く速度ではないものの、他車とも十分に勝負出来ている模様。隣の1レーンのマシンとほぼ同じ速度で先頭を競っていたものの、4周目に先にメビウスを周回したことで追い抜かされる。
 しかし相手は最後にメビウスを周回するので、ここで差をつけられなければ勝てる。そう思っていた最後の1周。

 プラウドの着地で予想以上にアウト側に逸れてしまい、着地に失敗してCOする我がマシン…_| ̄|○
 コースの継ぎ目を意識しすぎたか…

 結局このレースは、1レーンのマシンがメビウスを周回している間に後方から追い上げてきた4レーンのマシンが追いつき、同着でゴールする珍しい結果に。
 自分のマシンが完走できていれば十分に勝てたレースだっただけに、勿体無い事をした…
 レース後にマシンを受け取ると、肝心のブレーキ部分が曲がっていた。レース中に曲がったのかコースアウトした拍子に曲がったのかは不明ですが、まだ改善が必要だった模様。


 なお、4000人もの参加者の頂点に立ったのはShuminovaの某先生でお馴染みの、びばんだむさんでした!
 これで某生放送は二人のチャンピオンズが登場するわけですねwおめでとうございます!

 1次予選を終えてからは再びホビーショーを見に行きレースが終わるくらいになって会場を後にする。
 その後は特に考えてなかったので、会場周辺をゆっくりと移動して次にどこに行こうか考えあぐねていたところ
 『最終戦は通常レースは行われずに、チャンピオン戦のみ開催される。関東でのレースは今回が最後』との情報をTwitterで目にする。

 は?
 うせやろ?

 こっちは最終戦の情報が未だに発表されないもんだから、今回も最終戦は去年までと同じく行われるものと思ってシード権も家に置いていたって言うのに!
 なんでレース当日になって言うの?っていうか知った頃にはもうレース終わってるし!

 マジかよ…

 感想
 後日、今まで散々出し惜しみされていた情報が公開され
 『チャンピオン戦は一般レースは開催されない』旨が今更になって更新されていた。

 いくらなんでも遅すぎやしませんかね?
 そういう重要なことは早い段階で発表するべきことですし、最悪遅くとも東京大会3の前日までには発表するもんじゃないんでしょうか?
 3年連続で最終戦が行われていたのに今回から変更するわけですがら、そういう情報は早いうちに発表するべき事ではないんでしょうか?

 正直、今回のチャンピオン戦の情報公開の遅さは早急に対策して欲しいところ。

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