ミニ四駆ジャパンカップ2012東京大会3inMEGAWEBレポ

 2012年ジャパンカップ最終戦。

 会場は、ミニ四駆のイベントでは恐らく初開催の、MEGAWEBで開催されました。
 自分が過去にMEGAWEBに行ったのは、2005年のバクシードの大会以来7年振り。品川や五反田と比べてもそれほど収容人数の多い会場じゃない事は知っていたので、どのように会場を使うのか心配していましたが、いざ発表されたスケジュールは「会場を2つに分け、大会会場は時間で分けての入れ替え制」での進行に。
 しかも、開場オープンは7時半。レース開始も8時50分という押せ押せなスケジュール。
 さらに、9月下旬に発生した台風17号が急激に進路を東に向け、30日には本州上陸の予報が出る状態に。
 これはいつものように、ピットを構えてじっくりとレースに参加する事は出来ないなぁと思いつつ、普段より荷物は少なめに準備することに。

前日は、えのもとサーキットでの事前練習。
普段は夕方あたりにお店に行き、店内コースでのんびりと行なっていましたが、流石に最終戦はベストを尽くしたい
そこで、ヘルクライム&ナイアガラスロープを3レーンで制作し、少しでも今回の最大の難所を攻略出来るように
セッティングを煮詰める。
←完成したヘルクライム&ナイアガラ。
えのもとの店舗前は、だいたいストレートが7枚×6枚が限界の為、ジャパンカップと同じ距離のブリッジを設置するのが不可能なので、一度コーナーを入れて対応する形に。

夕方、暗くなるまでテスト走行を続け、何とか安定してナイアガラを攻略出来るところまでマシンを形にする。

夕食は、安倍元総理がゲン担ぎで食し、総裁選を勝ち取った途端に「3500円だなんて庶民感覚が無い!」
などとマスゴミが叩きまくった事でお馴染みのカツカレー
を、ココ壱で食し

帰宅後に2時間ほど仮眠をとってから、大会準備開始。
えのもとで走らせたマシンのメンテを行いつつ、改良点を直す。
一通り作業が終わったのは深夜3時。

←今回使用したマシン

その後、最近調子の悪いPCの修理をしつつ準備をしていたら、朝食を摂る時間が無くなったので
仕方なく4時半に出発
し、途中でスーパーに寄って朝食を購入してから電車に乗り込む。

道中、えのもと常連である「IKE'zWORKS」のイケさんと合流し、会場近くの東京テレポート駅に。
まだ時刻は6時半にも関わらず、既に大会参加者と思しき方々が会場へ向かう姿をチラホラと見つける。

駅から歩いてすぐの場所に今回の会場MEGAWEBが。
トヨタの、見て乗って楽しめるクルマのテーマパーク。

MEGAWEB自体は11時オープンということもあって、2階以外はまだ空いておらず。
大会参加者が並んでいる列に並び、受付開始を待つ。

偶然にも、自分らが並んだ場所は最前列が横に見える場所でした。

 7時半になって、受付開始。
 エントリーカードと、大会参加ガイドが配られ、同時にメッキボディの引換列も形成される。
 自分は今回、お知り合いが仕事の都合で不参加との事で、代わりにメッキボディの引換えをお願いされた為、エントリーカードを貰うとすぐに引換列に。

すると今回は、やはり最終戦だからか「引換えは一人につき一個まで」
知人に頼まれていた数は複数。これは複数個は厳しいかなと思っていると
複数個欲しい場合は、最後尾に並び直せば大丈夫とのこと。

時間はかかるものの、何とか必要数は確保しようと、列を往復し続けることに…

引換開始15分で、早速長い行列が。
どうも、大会参加列と引換列が交わる部分があったようで、そこで度々列が詰まったり広がったりと混乱する場面も。
それと、自分の目の前で某ベテランの方々が知り合いのいる所に平然と割り込む姿も。正直この方々には失望しましたよ。

もう少し、列の形成は計画的に行なってくださいよ…;

とは言え、引換列も30分ほどすると短くなり
8時を過ぎた頃には必要数を全て確保。自分の分も無事ゲットし、大会会場へ。

ちなみに、メッキボディの方は7時半過ぎに引換えが始まり、僅か1時間ほどで配布終了。
午前中、引換所で配布終了を平謝りするスタッフが印象的でした…;

今回の大会会場は、現在は休館中の「トヨタ ユニバーサルデザインショウケース」内にて行われ
入り口で、エントリーカードの色をチェックするスタッフが。

ちなみに自分は228番でした。

会場内は、展示物はそのままに
施設内を普段の大会と同じようにピットスペースとして開放している感じでした。

今回も、えのもと勢のピットに荷物を置かせて頂く。
とは言え、10時半には退場する必要があったので、いつものような大風呂敷を広げる事は避けて
必要最小限の物だけを取り出してピットを構える。

コースはショウケースの奥にキッチリと2箇所設置されていました。
こちらがオープン部門を行なっていた、旧ナイアガラを使用したコース。
そしてこちらが、新ナイアガラを使用したコース。
主にジュニア部門が行われ、ジュニア部門の選手が終わり次第オープンの選手も流れる形に。

車検場までの入り口は、会場入って右側の奥の方に。

 いつも公式大会に参加している方々に加えて、普段はフラットの大会に参加している方々にもお会いしつつ8時50分に予選開始。
 今回は、いよいよ午前午後通して1回のみの予選となったので、まさに一発勝負。やっぱりな♂

・オープン、ジュニア部門一次予選(3レーン・SX)
 先に走らせていたケンビシさん達の表情は、皆一様に暗く「ナイアガラが傾いてて、速度を出し過ぎると飛ぶ」とのこと。
 そこで、今回用意したSXのモーターをトルクに交換し、電池は今回初投入の富士通アルカリ電池「PremiumG」を投入してアタック。
 すると、速度は思惑通りイマイチな速度。不安定なナイアガラで次々とコースアウトする中、2周を安定して走行。
 しかし、3周目の最内コーナーを通り、ナイアガラで着地に失敗し、リヤを跳ねてコースアウトする我がマシンorz

 スタッフからマシンを受け取ると、どうもリヤブレーキのビスが緩んでいた模様。それでバランスを崩したものと推測。
 結局、今回のジャパンカップでSX系のシャーシでの完走は出来ませんでした。

他のえのもと勢の方々も、揃ってナイアガラの餌食となり
午前中のうちに解散。
自分は イケさん、タカクラ君と共にメイン会場で行われるメディアレースまでの間、会場でのんびり周ることに。

←今回の販売コーナー。
開始当初は引換列と同じく長い列が形成されていましたが、
レジが多めに設置されていたおかげか、午前中のうちに列は短くなり
午後になると列に並ぶこと無く買い物が出来ました。

他の会場でも、これくらいレジを増やして欲しいなぁ…

こちらはメイン会場のコース。
チャンピオン戦で「ウルトラエアロサーキット2012」のファイナルバージョンとして使用されますが、
ジャパンカップが行われている間は、メディアレース用のレイアウトとして

・4連エアロトンネル→通常ストレート
・バーニングチェンジャー→通常コーナー
・ヘルクライム&ナイアガラ→通常ストレート&平面チェンジャー

と、かなり難易度の低めなレイアウトが設置されていました。

その隣には、最近販売された5レーンコースが3つも設置され
コースが開放された11時になると、一気に子供達の遊び場に変貌しました。

10時過ぎまでは、メイン会場に入る事が出来なかった為
それまでの間、東京レジャーランドのゲーセンを周ることに。

その中で目に留まったのが、この「RCでGO!」
「電車でGO!」でお馴染みのTAITOが、京商との協力で制作されたこのゲーム。
全く存在を知らなかったので、筐体に取り付けられていたプロポ型コントローラーに食いつく3人でした。

11時も近くになって、メイン会場に入場し コース前で観戦することに。

チャンピオン戦の優勝カップ。
やはり、ジャパンカップと銘打たれていると輝きが違って見えるから不思議です。

11時になり、オープニングがスタート。
コチラの大型ビジョンで、大会会場の様子がライブ中継されていました。
11時半には新製品発表会が。

まずは大会直前に発表された、ブラックストーカーレイホークガンマの再販キット。
厚めの13ミリベアリングが4つ付いて、わりとお得なキットかも。

ライジングエッジ・ブラックスペシャル
スラッシュリーパー・レッドスペシャル
色を変えても相変わらず格好良いマシンなのですが。

何故スラッシュリーパーはMSにしたんだろう…;VSのままで良かったのに。

新発売されるタイヤ達。
大径ローハイトタイヤの30周年記念仕様、カーボンホイール仕様
ソフトローハイトタイヤ&カーボン強化ホイール

個人的には右端のタイヤは重宝しそうです。

AOパーツとして登場していたキャップスクリューがGUPとして登場。
提灯用のビスの定番パーツになりそうです。
ARシャーシのカーボンステー
既に販売されているFRPステーとはまた違った形状なのが気になるところ。
ライトダッシュモーターが片軸でも登場。
主な使い方としては、公式大会ではもちろん
超大径の井桁マシンを使ってアトミックを超える速度に挑戦という選択肢もありそう。

オータムカップ2012モデルのパーツケース

右側のマシンのシルエットは、もしかして…?

最後に発表されたのが、今回初公開されたREVシリーズ第2弾、エアロサンダーショット

会場からは「おお〜っ!」と歓声が。

実際のモデルも会場で公開されました。
サンダーショットのシルエットはそのままに、ARシャーシにフィットする形でエアインテークが設けられ
MSで登場したmk.Uよりも細く絞られた印象を受けます。
個人的にはリヤが気持ち高く見えるので、思い切りシャコタンするか
過去に作ったサンダーショットと同じく大幅な軽量化をしてみたいところ。
そんな感じで12時半にはメイン会場のコースを使ったメディアレースが。
電撃ホビーマガジンなどの雑誌媒体の他にも、自動車関係の雑誌・ウェブサイトなど
合計27媒体・参加者約40名によるレースとなりました。
その中には、えのもと常連でお馴染みの「wonder driving」の代表として、
のまさんといわっち君も参加することに。

練習走行では、二人ともオーバースピード気味なほど速度を出しながらも
難所であるアイガースロープはクリアしていたので、コレなら完走出来れば優勝もあるか…?

予選の様子。
いわっち君は順調に予選、セミファイナルを突破し優勝決定戦へ。

のまさんは、速度はぶっちぎりの速さだったものの
アイガーの着地に失敗して予選敗退…;

 

そして優勝決定戦。
いわっち君のマシンと、グッドスマイルレーシングの2台が飛び抜けた速さを見せましたが
1周目のアイガーで着地に失敗し、コースアウトしたのは いわっち君のマシンorz

結果、グッドスマイルレーシングのお二方がワンツーを果たし、3位にはコロコロの保科記者が入賞されました。
おめでとうございます〜

これでグッドスマイルレーシングがスポンサードしている、F1の小林可夢偉も日本GPで好成績を残してくれれば…!

メディアレース後は、ちょうど昼だった事もあり
途中合流した高蓮君と共にビーナスフォートを巡って昼食で担々麺を食し。

14時になり、自分は2次予選に参加する為に3人と別れてビーナスフォートを退散
再び大会会場へ戻る。
ちょうどメイン会場では、ファンミーティングの真っ最中でした。
池澤春菜さんや、初代ジャパンカップチャンピオンの駒木選手の話を聞きたかったのですが
二次予選の開始が迫っていたので、今回は諦めることに。
(ついでに30周年記念展示も見忘れていた事に帰ってから気づく;)

 既に1次予選は敗退しているのに、何故2次予選に参加出来るのか?

 それは、2次予選から参加出来るシード代表権を持っていたからです。
 6月のえのもと杯でシード権を獲得し、今まで温存し続けていたのです。
 いよいよその、ワイルドカードを使用する時が来ました。

・オープン、ジュニア部門二次予選(3レーン・S2)
 レッドブルのキャンペーンなのか、レッドブルの180ml缶が無料配布されていたので一缶頂きつつ、本命マシンのS2に新品のPremiumGを投入
 基本的にオープン部門は旧ナイアガラを使用したコースを使用していたのですが、既にジュニア部門の2次予選が終わっていたのか、新ナイアガラの方でもオープン部門が行われ、自分は新ナイアガラのコースに廻される。
 シード権を使った以上は、せめてここは勝ちたいなぁと思いつつアタック。
 速度はまずまずながら、安定して2位を追走。すると、3周目のナイアガラで先頭がコースアウト。
 その時点で残っていたのは自分を含めて3台。自分とほぼ同じくらいの速度で追走する2位のマシンを僅かながら引き離したまま無事ゴール!
 ようやく新ナイアガラを攻略。そして久しぶりの薄紙ゲットとなりました。

昨年2月以来の、実に1年7ヶ月振りの薄紙。だんだん薄紙取れる間隔が長くなってる気が…;

準決勝に向けてマシンをチェックすると、どうも右側下のリヤローラー(19oプラリン)が曲がっている模様。
ナイアガラの着地で曲がってしまったのだろうか?
ひとまず予備のパーツに交換し、電池を新品に交換。

・オープン、ジュニア部門準決勝(2レーン・S2)
準決勝は4人ずつの20人。コースは新ナイアガラの方はチャンピオン戦で使用する為に分解され、旧ナイアガラでのレースに。
スタートは良かったものの、速度が遅いのかすぐに最下位に。それでも2次予選とそれほど変わらぬ速度だったので完走出来れば何とか…と思っていたら。

ナイアガラの着地に失敗し、コースアウトする我がマシン…_| ̄|○ il||li

レース後にチェッカーで速度を測ると、今回のレースでの適性速度である24キロ。
自分が走った組だけが全車リタイヤし、決勝は4名だけだったので、ここで完走出来ていれば優勝決定戦も出られたかも…と思うと悔やまれるコースアウトでしたが、それでもジャパンカップで準決勝まで進出出来ただけでも満足。

ちなみに優勝者は後日確認したのですが、ミシガンさんが優勝されたそうで。
おめでとうございます!

既に台風は本州に上陸し、電車も徐々に減りつつあると携帯で度々確認していたので
レースを終えるとすぐに帰宅の途へ。
15時頃のお台場の上空。まだ雨は降っていませんでしたが、雲は目に見えて厚く、動きも早くなっていました。

 りんかい線は既に直通運転が中止され、他の電車も7割程度に本数は減らされていましたが、夕方には無事帰宅。
 既に大雨と強風でしたが; 

 そんなワケで、早朝からの慌ただしいジャパンカップ最終戦は幕を閉じました。
 最終的に自分の結果は

 第1戦・東京1(参加者約1200人)…2次予選敗退(S1)
 第2戦・群馬 (参加者約700人)…1次予選敗退(SXX)
 第3戦・東京2(参加者約1600人)…2次予選敗退(S2)
 第4戦・東京3(参加者約1700人)…準決勝敗退(S2)

 でしたとさ。

感想
今回のコース、新ナイアガラのコースの方が入りやすかったのでは?というのが率直な完走。
旧ナイアガラの方は、近くで見ないと分からない程度の傾斜があり、それが着地時に悪さをしていた印象を受けました。
恐らく参加人数が2000人に達する為に、上位進出者を絞る意図で設置したものと推測されますが(実際、準決勝は20名程度でしたし)、出来る限りコースコンディションは変えないで設置して欲しいです。ただでさえ今回は予選が一発勝負で、いざ片方で完走出来ても、もう片方では完走出来ない。それではレースとしてどうなんでしょうか?
やはりレースは1箇所のコースで行うのがベストなのかなと思いつつ、オータムカップでは2つコースを使用するのであれば、出来る限りイコールコンディションにして貰いたいものです。
とは言え、大会そのものは非常に楽しめました。最終戦に相応しい規模の大会だったと思います。
もし台風が通過しなければ、出来る限り最後まで楽しみたかった…!
次のオータムカップは、さらに好成績を残したいところです。

最後に。
メディアレースで、ニコニコ動画の方も参加されていたのですが、マシン紹介のコメントで
「ニコニコ動画のコメントのように、スムーズな走りを見せます」とのコメントを聞いて
コメント以前に、”動画の読み込みに失敗しました”を連発する現状を、どうにかして下さいと思ったのは自分だけでは無いハズだ。

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